PFUは11月9日、同社製AI OCRソフト「DynaEye」シリーズの新製品として、自治体の給与支払報告書向けとなる「DynaEye 給与支払報告書OCR V1.0」を発表、12月中旬に販売を開始する。
給与支払報告書の取り扱いに特化した高精度なOCRエンジンを採用したソフトで、負担の多い給与支払報告書のエントリー作業を半減を実現。現状だと多くのユーザーがダブルエントリー体制(2名体制での入力)を用いている場面などで、1名分の作業をOCRに置き換えることで作業の負担を大幅に削減できる、としている。
給与支払報告書の「総括表」「仕切紙(特別徴収、普通徴収)」「個人別明細書」を自動識別に対応。活字と手書き文字の両方の認識を行うことが可能だ。利用に当たってプログラム開発やOCR定義などを行う必要がないのもポイントで、即座に利用を始めることが可能だ。
動作推奨スペックはCPUが第12世代以降のCore i7(4.7GHz以上)、GPUがGeForceがGeForce RTX 3060以上。製品版の利用についてはGPUが必須とされている。
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