富士通は12月27日、2024年4月1日付でサーバ/ストレージ/ネットワーク製品事業および法人向けPCの直接販売事業の再編を行うことを発表した。同社の完全子会社である富士通エフサスとの間で事業を相互に譲渡/譲受することで、両社の役割分担を明確化し、経営責任の明確化と意思決定の明確化を図ることが狙いだ。
なお、本事業再編に伴い、富士通エフサスは商号(社名)を「エフサステクノロジーズ」に改める。
今回の事業再編では、富士通エフサスとエフサステクノロジーズ(現富士通エフサス)との間で相互に事業の譲渡/譲受を行う。対象となる事業は以下の通りだ。
事業の譲渡/譲受は、会社の事業の一部を切り離して相手方に統合する「吸収分割」方式で行われる。ただし、譲受対象の事業に関わる従業員の雇用契約は対象外で、移管事業に関わる従業員は2024年4月1日付で相手方の会社に「出向」となる。
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