HyperXブランドからは、コンパクトなヘッドセットとゲームコントローラー(パッド)や、ガスケット構造を採用し、カスタマイズ性を高めたゲーミングキーボードなどを順次投入する。
「HyperX Miniシリーズ」は、主に6〜12歳の子どもが利用することを想定して、その名の通り従来製品よりもコンパクトに設計されたゲーミング周辺機器だ。
【HyperX Cloud Mini】
「HyperX Cloud Mini」は、HyperXブランドのゲーミングヘッドセット「HyperX Cloud」のコンパクトモデルで、有線接続モデル(3色展開)と無線接続モデル(2色展開)の両方が用意されている。
マイク(ブーム)を持ち上げると自動的にマイクがミュートになる機能の他、子どもの耳を保護する観点から最大音量を抑制(制限)する機能も備える。北米では2024年春の発売を予定しており、想定価格は49.99ドル(約7200円)からとなる。
【HyperX Clutch Tanto Mini】
「HyperX Clutch Tanto Mini」は、HyperXブランドのゲームコントローラー「HyperX Clutch」のコンパクトモデルだ。有線接続専用で、着脱可能なUSB Type-C to Standard-Aケーブルが付属する。
本製品はMicrosoftからの公式ライセンス品で、Xbox OneやXbox Series X|Sにおいて「Xboxコントローラー」として使える他、Windows PCやSteam Deck、Androidデバイスでも利用可能できる。北米では2024年春の発売を予定しており、想定価格は39.99ドル(約5780円)となる。
「HyperX Alloy Riseシリーズ」は、ガスケットデザインを採用する新型キーボードだ。キースイッチのホットスワップに対応する他、トッププレートやバッジなどを工具無しで交換できるようにするなどカスタマイズ性を高めたことが特徴だ。
ラインアップは、フルサイズの「HyperX Alloy Rise」と、75%サイズ(テンキーレス)の「HyperX Alloy Rise 75」の2モデルとなる。北米では2024年春の発売を予定しており、想定価格はAlloy Riseが199.99ドル(約2万8900円)、Alloy Rise 75が169.99ドル(約2万4600円)だ。
なお、本シリーズの展開に合わせて、交換用のトッププレート、キースイッチやバッジパックの販売も始まる。北米における想定価格は以下の通りだ。
「HyperX Pulsefire Haste 2 Mini」は、その名の通り「HyperX Pulsefire Haste」をよりコンパクトにしたゲーミングマウスだ。ベースモデルには有線モデルとワイヤレスモデルがあったが、本機はワイヤレスモデルのみとなる。
最大2万6000DPIの解像度に対応する「HyperX 26K Sensor」、独自のUSBドングルとBluetoothのデュアル接続対応、最長100時間のバッテリー駆動など、主な仕様はベースモデルと同様で、「Pulsefire Haste 2がもっとコンパクトだったらなぁ……」という人にお勧めなモデルとなっている。
北米では1月中に発売される予定で、想定販売価格は79.99ドル(約1万1600円)だ。
HyperXブランドからは、ノートPCの持ち運びに使えるバックパックも登場する。防水加工も施されており、作りも頑丈だという。
北米ではエントリーの「HyperX Knight」と上位の「HyperX Delta」の2種類が2月中に発売される予定で、想定価格はKinghtが39.99ドル(約5780円)、Deltaが69.99ドル(約1万100円)となる。
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