「OMEN Transcend 32 Gaming Monitor」は、31.5型の量子ドット有機EL(QD-OLED)パネルを採用したハイエンドゲーミングディスプレイだ。2024年後半の発売を予定しており、価格は発売時期が近づいた際に告知される。
本機のQD-OLEDパネルの主なスペックは以下の通り。出荷時にカラーキャリブレーションも実施しているため、ゲーミング用途だけでなくクリエイターの利用にも最適だとしている。
本体に付属するスタンドは高さ調整やチルト、ピボット(縦旋回)にも対応する。VESAマウントは100×100mmサイズのものを装着可能だ。
映像入力端子はDisplayPort 2.1、HDMI 2.1×2とUSB Type-Cを備えている。このUSB Type-C端子はPCとの接続端子(アップストリームポート)を兼ねており、DisplayPort Alternate Modeによる映像入力の他、USB PD(Power Delivery)規格の電源出力(最大140W)も可能だ。
USBデバイス用の接続端子(ダウンストリームポート)は、USB 3.2 Gen 2 Standard-A端子×3とUSB 3.2 Gen 2 Type-C端子を備える。その他、先述のUSB Type-C端子とは別のPC接続用USB Type-C端子や、イヤフォン(音声)出力端子も装備している。
2台以上のPCを接続した場合、KVM(キーボード/映像/マウス)の連動切り替え機能も利用できる。ただし、この機能を利用する場合は、片方のPCは「映像入力用USB Type-C端子」に、もう片方のPCは「DisplayPort 2.1端子またはHDMI 2.1入力端子+PC接続用のUSB 3.2 Gen 2 Type-C端子」で接続する必要がある。
スピーカーは3W出力のものを4基搭載している。背面のLEDライトは「Microsoft Dynamic Lighting」に準拠しており、Windows 11(バージョン23H2以降)を搭載するPCとつないだ場合は、追加のソフトウェアを用意することなく光り方を調整可能だ。
次のページでは、HyperXブランドのゲーミング周辺機器の新製品を紹介する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.