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新登場「AI PC」の実力は? 日本エイサーのCore Ultraプロセッサ搭載「Swift Go 14」を試して分かったこと(2/3 ページ)

» 2024年01月11日 18時30分 公開
[マルオマサトITmedia]

ボディーは約1.32kg バッテリー駆動は公称9時間

 ボディーはシルバーベースでシンプルなデザインだ。公称のサイズは約312.9(幅)×217.9(奥行き)×14.9(厚さ)mm、重量は約1.32kgと、無理なく持ち運びできる。

シルバーでシンプル ボディーはシルバーベースでシンプルなデザインだ
底面 底面の奥側は吸気口、手前側の左右にはスピーカーが1基ずつある

 ポート類は左側面にThunderbolt 4(USB4)端子×2、HDMI出力端子とUSB 3.2 Gen 1 Standard-A端子(常時給電対応)を、右側面にmicroSDメモリーカードスロット、イヤフォン/マイク端子とUSB 3.2 Gen 1 Standard-A端子を備える。Thunderbolt 4端子はUSB PD(Power Delivery)による充電端子と、DisplayPort Alternate Modeによる映像出力を兼ねている。ワイヤレス通信機能は、Wi-Fi 6E対応無線LANとBluetooth 5.3を標準装備する。

 バッテリー容量は約65Wh(定格値)と余裕があり、バッテリー駆動時間は公称で約9時間となっている。評価機には100W出力のACアダプターが付属していた。

正面 正面の様子。厚みは約14.9mmとスリムだ
背面 背面には排気口がある。底面から吸気して背面に抜けるエアフローを採用している
左側面 左側面のポート類
右側面 右側面のポート類
バッテリー Windowsのバッテリーレポート機能でバッテリーモジュールの情報を確認。定格容量は65Whとなっている
ACアダプター 付属のACアダプターの実測サイズは55(幅)×107(奥行き)×27(厚さ)mmで、ACケーブル込みの実測重量は415gだった。端子はUSB Type-C、出力は最大100Wとなる
ユーティリティー 専用ユーティリティーアプリでは、バッテリーの充電量やUSB給電に関する設定も行える

高解像度かつキレイな画面 ややクセのあるキーボード

 ディスプレイは14型のIPS液晶を採用する。表面はノングレア(非光沢)で、表示解像度は2240×1400ピクセル(アスペクト比16:10)となる。最大輝度は300ニト、色域は「sRGB 100%相当」というスペックが公表されている。

 実際に見てみると、印象は良好だ。機器を使って色域の測定をすると、スペック通りの性能を発揮できている。見やすく良質な画面といえる。

いい色合い 14型のIPS液晶ディスプレイを搭載する。解像度は2240×1400ピクセルで、発色も良好だ
i1 Display Pro 「i1 Display Pro」を使って輝度を測ったところ、334ニトだった。公称スペックよりも少し明るい感じだ
色域 i1 Display Proで計測した結果をICCファイルとして出力した上で、当該ファイルを「Color AC」を使って開いたところ。実線が本製品の色域で、点線がsRGBの色域だが、公称通りsRGBの色域はしっかりとカバーできている

 Webカメラは、約360万画素と高画素仕様だ。CPUにAI推論用のNPUが統合されているため、Windows 11標準の「Windows Studio Effects」を使ったオートリフレームやアイコンタクトなど、AIを活用した便利なエフェクトを利用できる。

カメラ Webカメラは約360万画素と高画素仕様。顔認証には対応しない。内蔵マイクは2基構成だ
Windows Studio Effects Windows標準のカメラエフェクト(Windows Studio Effects)では、オートリフレームやアイコンタクトなど、AIを活用した便利なエフェクトが利用できる

 キーボードは米国英語(US)配列となる。これは評価機だから……ではなく、現時点では日本向けモデルもUS配列で販売されている。USキーボードが好きな人は大歓迎だろうが、日本語配列に慣れ親しんでいる人は改めて習熟が必要な面もある。

 このキーボード、打ち心地は悪くないのだが、少し“クセ”がある。筆者が特に気になったのは右端上に電源ボタンがあることだ。押し間違いへの対策として、この電源ボタンは他のキーとはストロークや押下圧は変えてある。しかし、その差はそれほど大きくなく、誤って押してスリープ状態に入ってしまうことが何度かあった。

 なお、この電源ボタンには指紋センサーも統合されている。Windows Helloを使った指紋認証にも対応可能だ。

キーボード アイソレーションタイプのUSキーボードを搭載する。打ち心地は悪くないのだが、カーソルが「左/右」と「上/下」で大きさに差があることなど、クセがある配列となっている
電源ボタン 右端上の電源ボタン(指紋センサー付き)は、通常キーとはストロークや押下圧は変えてあるもののあまり差がなく、誤って押してしまうことが何度かあった
180度開かない 天板を開くと、ボディーの奥側が浮いてキーボードに適度な傾斜がつくと共に吸気スペースが確保される。液晶ディスプレイは最大145度まで開く
デュアルマイク デュアルマイクを搭載しており、AIノイズキャンセル機能やビデオ会議への最適化などを行える

 次のページでは、Swift Go 14を通してCore Ultra 7 155Hの実力をチェックする。

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