液晶ディスプレイの上部に1080p対応のWebカメラ、Windows Hello対応の顔認証カメラ、そしてデュアルアレイマイクを搭載する。
さらにIntelのAIアクセラレーター(第3世代Intel Movidius 3700VC VPU)を搭載しており、視線を追跡して常にカメラ目線状態にする「アイコンタクト」や、被写体を検知して最適な構図にしてくれる「自動フレーミング」、背景のみをぼかす「背景ぼかし」などのカメラエフェクトをCPUに負担をかけず利用できる。
通信機能は、Wi-Fi 6E対応の無線LANとBluetooth 5.3を標準装備する。
USBポートはType-Cを2基、Type-Aを1基搭載する。Type-CはThunderbolt 4対応で、最大40Gbpsでのデータ転送の他、USBデータ転送(USB 3.2 Gen 2)、ディスプレイ出力(DisplayPort Alternate Mode)、USB PD(Power Delivery)の充電と、多用途に活用できる。
スピーカーはクアッド構成で左右側面の下部奥側にある。最大音圧が高く、音量ゲージを3割程度に調整してもパーソナルに楽しむには十分な音圧だ。Dolby Atmosに対応しており、ゲームや映画などコンテンツに最適な臨場感あるサウンドが楽しめる。
ディスプレイは14.4型の液晶で、2400×1600ピクセルの高解像度表示に対応する。コントラスト比が1500:1、リフレッシュレートは120Hzまでサポートしているので動画やゲームのアニメーションを滑らかに表示できる。VESAのDisplayHDR 400、DolbyのDolby Visionに対応し、HDRコンテンツも良好な画質で楽しめる。
ディスプレイの表面は光沢仕上げだ。鮮やかな表示ができる一方で、外光や照明の映り込みは気になる。このあたりは好みが別れるところだが、最大輝度が高いので、輝度を80%以上にしていれば利用時に照明が気になることはなかった。実機で計測したところでも最大輝度は474ニトと高い数値だ。また、色域はインターネットコンテンツの標準であるsRGBを100%カバーし、DCI-P3のカバー率は約83%だった。
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