トラックパッド搭載でiPadをガッチリ守る! 第10世代iPadに対応したロジクールのキーボードケース「Combo Touch」を試す(4/4 ページ)

» 2024年02月01日 12時00分 公開
[山口真弘ITmedia]
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タッチパッドやキーボードバックライトを装備

 キーはアイソレーションタイプで、ストロークは一定の深さがあり、この薄さにしてはタイプ感は良好だ。キーの端を押し込んでもきちんと反応するので、キーピッチがやや狭いことによる指の運びにくさを補ってくれている。

 キーボードバックライトも備えており、輝度についてはファンクションキーから調整できるので、暗い場所でのキー入力も容易だ。ただし本製品はiPad本体から給電されているため、あまりバックライトを多用すると、それだけiPadのバッテリー消費を早めると考えられるのでほどほどにしておきたい。

 さらにキーボードの手前にはトラックパッドも用意されている。フル装備と言っていい仕様で、サイズも大きく使い勝手は良好だが、このトラックパッドがあるぶんキーボードは奥行きがあり、さらに本体背後のキックスタンドのぶんの奥行きもプラスして、かなりのフットプリントが必要になる点は気をつけたい。

Smart Connector トラックパッド 第10世代 iPad ロジクールのキーボード ケース Combo Touch キーストロークは一定の深さがある。端を押してもきちんと押下されるのはよい
Smart Connector トラックパッド 第10世代 iPad ロジクールのキーボード ケース Combo Touch タイピングしている様子。一般的なキーボードの約19mmではないものの快適なキー入力が行える
Smart Connector トラックパッド 第10世代 iPad ロジクールのキーボード ケース Combo Touch キーボードバックライトも搭載する
Smart Connector トラックパッド 第10世代 iPad ロジクールのキーボード ケース Combo Touch トラックパッド。幅は95mmと十分な広さがある
Smart Connector トラックパッド 第10世代 iPad ロジクールのキーボード ケース Combo Touch 高さも50mmを超えるなど十分だ

トラックパッドなど豊富な機能と完成度の高さが魅力

 以上のように、本体のギミックやキーボードの使い勝手など、全体的に完成度は高い。重量は以前紹介したSlim Folioよりわずかに重くなっている他、直販価格は2万4750円と、Slim Folioの1万8700円と比べるとやや高価だが、Slim Folioにはないトラックパッドも搭載していることを考えれば納得だ。

 唯一気をつけたいのは、iPad本体のケースへの着脱はかなりの力が必要となり、面倒なことだ。特に取り外す際には相当な力が必要になり、iPadを壊さないかヒヤヒヤする。これはSlim Folioにも言えることだが、頻繁にiPadを着脱する使い方には向かない点だけは、覚えておいた方がよさそうだ。

Smart Connector トラックパッド 第10世代 iPad ロジクールのキーボード ケース Combo Touch iPadを頻繁に取り外す使い方には向いていない。キーボードが邪魔な場合は、iPadを取り出すのではなく、キーボードを外して使うことを考えた方がよい
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