Apple Vision Proは「極めて未来的なiPad」――あえて渡米してでも買うべきだと感じたワケを改めて語ろう本田雅一のクロスオーバーデジタル(2/3 ページ)

» 2024年02月05日 12時00分 公開
[本田雅一ITmedia]

「UIの革新」が作ってきたPCの歴史

 つい先日、1月24日は初代「Macintosh」の発売から40周年の記念日だったという。

 ほぼ時を同じくしてApple Vision Proが米国で出荷されるわけだが、共通点はコンピュータと人間の関係を大きく変える提案を行っているということだ。

Mac 40周年 1月24日、初代Macintoshが発売されてから40周年を迎えた

 パンチカードやマーキングカードにプログラムを書き、紙テープに変換してから読み取らせていた時代から、文字を直接入力する「CUI(Character User Interface)

時代を経て、グラフィックス表示を通じて対話する「GUI(Graphical User Interface)」の時代――無機質な“計算機”が、少しづつ人に近づいてきたのが「パーソナルコンピュータ」の歴史だ。

 iPhoneを始めとするスマートフォンでは、GUIの操作がマウス主体からタッチ操作主体に置き換えられた。現在は、そこにAI(人工知能)技術が導入されて、自然言語による入力や操作の精度が実用レベルにまで上がってきた。しかしそれでも、視覚に訴える領域はMacやWindowsに代表される“GUIの世界”から逸脱していない。

 自然言語入力が実用的になってきているとはいえ、入力手段についてはGUI黎明(れいめい)期に「必要悪」のように扱われたマウス(あるいは、その派生であるタッチパッド/トラックパッド)が、現在も主流であり続けている。さらに以前から存在するキーボードも、手放せずにいる。

キーボード GUIの時代になっても、結局はキーボードとタッチパッドは手放せない状況にある

 「Apple Vision Proの発売日に立ち会いたい」という欲望は、これまでのコンピューティングにおける制約から“解放”される第一歩、その瞬間を共有したいという気持ちから来ている。

 「パーソナルコンピュータ」の歴史的な節目は、UIの革新が生み出してきた。ならば、今回はその歴史的瞬間、節目に違いないと考えている。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年03月12日 更新
  1. 10万円切りMacが17年ぶりに復活! 実機を試して分かったAppleが仕掛ける「MacBook Neo」の実力 (2026年03月10日)
  2. 「MacBook Neo」を試して分かった10万円切りの衝撃! ただの“安いMac”ではなく絶妙な引き算で生まれた1台 (2026年03月10日)
  3. きょう発売の「MacBook Neo」、もうAmazonで割安に (2026年03月11日)
  4. 新型「MacBook Air」はM5搭載で何が変わった? 同じM5の「14インチMacBook Pro」と比べて分かったこと (2026年03月10日)
  5. セールで買った日本HPの約990gノートPC「Pavilion Aero 13-bg」が想像以上に良かったので紹介したい (2026年03月11日)
  6. リュック1つで展示会セミナーの音響セット構築レポ 現場で得た“2.4GHz帯混信地獄”を生き抜く教訓 (2026年03月11日)
  7. 最新Core Ultra X7 358Hの破壊力! 16型OLED搭載で内蔵GPUがディスクリート超え!? Copilot+ PC「Acer Swift 16 AI」レビュー (2026年03月10日)
  8. 出張や通勤で荷物が増えても安心な「ミレー ビジネスリュック EXP NX 20+」が27%オフの1万3865円に (2026年03月10日)
  9. 「iPhone 17e」実機レビュー! 9万9800円で256GB&MagSafe対応 ベーシックモデルの魅力と割り切り (2026年03月09日)
  10. 12機能を凝縮したモニタースタンド型の「Anker 675 USB-C ドッキングステーション」が27%オフの2万3990円に (2026年03月11日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年