PDFソフト「Adobe Acrobat」にも生成AI 会話で要約や文章作成支援 将来は共同編集者のコメントを参考にした修正提案も

» 2024年02月21日 14時10分 公開
[ITmedia]

 米Adobeは2月20日(現地時間)、PDFファイルの閲覧・編集ソフト「Acrobat Reader」「Acrobat」に生成AI機能「AI Assistant」をβ版として追加したと発表した。会話型のインタフェースで内容を要約したり、内容についての質問に答えたり、文章を生成したりできるという。まずは英語版のみ提供する。日本語版は未定だ。

photo 内容について会話形式で質問できる

 AI Assistantのβ版は、個人向けおよび法印向けのAcrobat有料プランで利用できる。具体的な機能は以下の通りだ。

  • AI Assistant:会話型インタフェースを通じて、PDFの内容をもとにユーザーの質問に回答する
  • サマリーの生成:長文の文章を読みやすい書式かつ手短な概要にまとめる
  • インテリジェントな引用:AI Assistantが行った回答の根拠となる部分を表示する
  • 分かりやすいナビゲーション:長文の文書であっても、重要な部分にリンクを表示して情報を見つけやすくする
  • 利用目的に合わせた文書の生成:メールやプレゼンテーション、レポートの作成など、利用目的に応じて要約文章を作成する。コピーボタンを表示して文章のカット、ペーストなどの操作性も改善した
photo 内容について要約を表示できる

 なお、閲覧したPDFファイルの内容がAI Assistantのトレーニングなどに許可なく使用されることはないとしている。

 さらに今後のロードマップとして、「複数のPDFファイルやその他形式のファイルから要約を作成」「AIによる文章の作成、編集、書式設定などの支援」「Adobe FireflyやAdobe Expressとの連携」「共同編集による他のユーザーからのフィードバックやコメントを分析し、修正箇所を提案」といった機能も実装予定だという。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年02月07日 更新
  1. Insta360初ドローン「Antigravity A1」実機レポ 360度カメラが生む“空中を自由に見渡す”没入感とは? (2026年02月06日)
  2. Surface RT「歴史的大失敗」の裏で何が? エプスタイン文書が示すMS元幹部の焦りと情報漏えい (2026年02月05日)
  3. 「VAIO SX14-R」の“ふるさと”見学記 ノジマグループ参画後も進化が続く“物作り” (2026年02月05日)
  4. 自宅のどこでも本格サウンドが楽しめる「Bose SoundLink Home Bluetooth Speaker」が3.3万→2.3万円に (2026年02月05日)
  5. フロッピー世代に刺さるレトロなデザインが魅力の「Trozk モバイルバッテリー TP09U」が19%オフの8080円に (2026年02月05日)
  6. Western Digitalがブランドを「WD」に統一 100TB超の大容量化とSSDに迫る高速化技術のHDDも開発中 (2026年02月04日)
  7. マウスコンピューターやユニットコムの親会社「MCJ」がMBOで非上場化へ ベインキャピタル傘下のファンドがTOBを実施 (2026年02月06日)
  8. ソニーとTCLの合弁が意味する「新しいソニー」の完成形――ソニーが“家電企業”の殻を脱いだ日 (2026年02月06日)
  9. デスクの前に座ってプレイできないなら、“ポータブルゲーミングPC”という選択肢はアリ? 元Switchユーザーが「ROG Xbox Ally X」を試したら (2026年02月04日)
  10. 240Hz駆動の39型曲面ウルトラワイド有機EL「LG UltraGear OLED」が27%オフの14万4000円に (2026年02月05日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年