動作音については、Turboモードでの高負荷時は大きな音になるが、それでも爆音というほどではない。パフォーマンスモードであればかなりマイルドになる。サイレントモードでは低負荷時高負荷時ともに動作音がグッと下がる。
発熱については、高負荷時にはボディーの奥側を中心に熱を持つ。キーボード面にはそれなりにじんわりとした熱を感じるものの、手がよく触れるパームレストは体温以下をキープできていた。薄型軽量のボディーながら、しっかり適切に処理できているといえる。
ROG Zephyrus G14 2024の評価機と同等構成のモデル(GA403UV-R7R4060W)の直販価格は、32万9800円(税込)だ。これだけの薄型軽量で基本スペックが良いだけでなく、パフォーマンスも十分に発揮できていながら放熱設計もギリギリ感がない。
「薄型軽量ゲーミングノートPCもここまで来たか」と感じられる仕上がりだけに、この価格も納得できるところだろう。「SLASH LIGHTING」のライトギミックを備えたモダンなデザインや有機ELディスプレイならではの高精細な画面は、ゲーミングに限らず、クリエイティブ用途でも魅力だ。持ち運びができるレベルの薄型軽量ゲーミング/クリエイティブノートPCが欲しい方は大いに注目すべき製品だろう。
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