3月23日と24日の秋葉原では、MSIから登場したゲーミング有機ELディスプレイが話題となった。
有機ELパネルは、黒の表現と色味の鮮やかさがメリットで、最近ではゲーミング向けディスプレイでも採用例が多い。今回登場したMSIのものは、保証面での手厚さも手伝って注目を集めているようだ。
週末のディスプレイ売り場では、MSIの26.5インチゲーミング有機ELディスプレイ「MPG 271QRX QD-OLED」が目立っていた。実売価格(税込み、以下同)は15万5000円弱だ。
有機ELパネルはハーフグレア仕様のディスプレイで、解像度はWQHD(2560×1440ピクセル)となる。応答速度は0.03ミリ秒(Grey to Grey)と高速で、リフレッシュレートも最大360Hzまで対応する。
入力端子はDisplayPort 1.4×1とHDMI 2.1×2、USB Type-C×1という構成だ。USB Type-CはUSB PD(Power Delivery)規格の電源出力も可能で、最大90Wの給電能力を備える。
比較的高価な製品ではあるが、実機を展示しているTSUKUMO eX.によると「黒の表現と色味の鮮やかさが注目されていて、よく指名買いされています。加えて、有機ELで3年保証がついているのも魅力ですね」とのことで、販売初日から売れ行きは好調のようだ。
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