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80年代レトロファミコン風のミニPC「AYANEO Retro Mini PC AM02」の実力をチェックする(2/2 ページ)

» 2024年04月03日 12時40分 公開
[渡辺まりか,ITmedia]
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ベンチマークスコアはどうか?

 ここまで実際の使用感を紹介したが、客観的な判断も欲しい。そこで各種ベンチマークテストを行ってみた。

「CrystalDiscMark 8.0.4×64」

 まずは「CrystalDiscMark 8.0.4×64」(ひよひよ氏作)からだ。こちらを使い、SSDの読み書き速度を計測した。設定で「NVMe SSD」を選んでから5回計測し、その平均は読み出し速度が毎秒4782.2MB、書き込み速度が毎秒3330.5MBとなった。最高では読み出し速度毎秒5252.5MB、書き込み速度毎秒4720.6MBであった。

書き込み読み出しともに高速 「CrystalDiscMark 8.0.4×64」の測定結果。非常に高速だ

「CINEBENCH R23」

 次に、CPUの処理性能を3Dレンダリングで測定する「CINEBENCH R23」を走らせてみた。こちらも5回行ったテストの平均スコアを計算したところ、マルチコアで「8991」、シングルコアで「1604」であった。

 今回のスコアを見ると、シングルコアのスコアがかなり高いようだ。

シングルコア最大値のグラフ シングルコアでの最大スコアは「1607」で、第11世代のIntel Core i7より処理性能が高かった
マルチコア最大値のグラフ マルチコアの最大値は「9062」。上から5番目なので少しがっかりしていたのだが、目を凝らして比較対象のCPU名を見たら、むしろホクホク顔になった

「PCMark 10 Extended」

 総合性能を詳細にテストする「PCMark 10 Extended」では、総合スコアが「5952」、かんたんなPC作業での快適度を表すEssentialsは「10445」、オフィス作業や簡単なメディアコンテンツ制作の快適度を表すProductivityは「9864」、写真や動画などデジタルコンテンツ編集のDigital Content Creationは「7420」、Gamingでは「4437」となった。

 一般的に、Essentialsで「4100」以上、Productivityで「4500」以上、Digital Content Creationで「3450」以上が望ましいとのことなので、全体的にとても快適に使えるということが分かる。

「PCMark 10 Extended」結果 「PCMark 10 Extended」のテスト結果

「ドラゴンクエストXベンチマークテストVer.1.6.1」

 NES風デザインのミニデスクトップPCなので、ゲームにも耐えられるかチェックしたい。まずは「ドラゴンクエストXベンチマークテストVer.1.6.1」からだ。

 フルウィンドウかつ標準品質でのスコアは「10570」で「すごく快適」との判定。そこでフルウィンドウのまま最高品質に切り替えてみたところ、こちらも「すごく快適」となった。スコアは「10176」だ。

ドラゴンクエストXのベンチマークテスト結果 ドラゴンクエストXのベンチマークテスト結果

「ファイナルファンタジーXIV:暁月のフィナーレ」

 「ファイナルファンタジーXIV:暁月のフィナーレ」でもフルウィンドウでテストした。「高品質(デスクトップPC)」でのスコアが「4467」で「普通」「最高品質」が「4030」で「普通」。「標準品質(デスクトップPC)」に設定してようやくスコア「6743」の「やや快適」という結果が得られた。

高品質のスコア デフォルトの「高品質(デスクトップPC)」では「普通」という判定
最高品質のスコア 「最高品質」にしたところスコアが「4467」で判定は「普通」だった
標準品質のスコア 「標準品質(デスクトップPC)」まで落とすと「やや快適」との評価だった

「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク」

 「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク」ではどうだろうか。こちらもフルスクリーン、解像度1920×1080ピクセルのままで複数の品質での動作を確認してみたが、標準品質では「2359」で「重い」、高品質では「1845」で「動作困難」となってしまった。

動作困難 高品質では「動作困難」という判定に。確かに何度も画面が飛んでいたので、致し方あるまい

 そこで、軽量品質に変えてみたが、やはりスコアはふるわず「2930」の「やや重い」となった。

 「FINAL FANTASY XVは遊べないのか……?」と思いつつ、解像度を1280×720ピクセルにしてみたところ、スコアは「4498」の「普通」となった。これならギリギリ遊べるかもしれない。

軽量品質かつ解像度を低く 軽量品質にしつつ、解像度も下げたところ「普通」となった
解像度を落とした眼鏡の奥 解像度を落とし、表示品質も軽量にしたが、それでもメガネレンズの描写は悪くないと感じた

 オフィスワークはそつなくこなすが、AAAタイトルの最新ゲームをプレイするのはさすがに厳しそうなAM02──次回はオプションで購入した「8bitDo Controller」をつなげてのゲームプレイの模様を紹介したい。

※評価機は技適未取得機器でしたが、実験棟の特例制度の開設届出は提出、受付を完了した上で操作しています。

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