米Synapticsのブースでは、既存の製品からこれから製品化するものまで、さまざまな形で同社のテクノロジーを伝える展示内容になっていた。中でも目を引いたのは、おなじみのタッチパッドや指紋認証、ビデオ会議のソリューション、IoT関連の展示だ。
同社は、ノートPC向けにタッチパッド/クリックパッド/フォースパッド/セキュアパッドといったデバイスやソフトウェアを提供している。展示ブースでは、デル・テクノロジーズのノートPC「XPS 13」に採用されている触覚フィードバックや、手のひらの誤検知を防ぐ「パームリジェクション」機能を従来モデルから改良した新タイプのデモ機を実際に試せた。
これまでは、キー入力時にタッチパッドの左右縁部分に載せた手のひらを「指」と誤認してしまい、カーソルがワープしたようになってしまうケースが見られていたが、新タイプでは面積の検出を細かくチューニングすることで、誤検出を回避している。
2025年には量産体制を整え、2026年には搭載モデルが一般提供される見込みだという。
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