デル・テクノロジーズは2月21日、プレミアムノートPC「XPS 13」「XPS 14」「XPS 16」を発売した。直販価格(税込み)は、XPS13が22万9980円から、XPS 14が27万5980円から、XPS 16が31万9980円からとなる。
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今回の新モデルは、1月にグローバル発表された新型XPSの日本向け構成となる。市場の変化を踏まえて、今回は13.4型(XPS 13)、14.5型(XPS 15)、16.3型(XPS 16)の3サイズを取りそろえた。
昨今、XPSブランドがターゲットとする「プレミアムノートPC」の市場(販売シェア)では、13型台が一定のボリュームゾーンを占める一方で、15型台が少なくなり、その代わりに14型台と16型台が伸びているという。そのため、XPS 15(15.6型)の代わりに16.3型のXPS 16を投入し、新しい(厳密には久しぶりの)画面サイズとして14.5型のXPS 14を投入することになったという(GfK Japan調べ)新モデルでは、従来の「XPS 13 Plus」の“ミニマルなデザイン”を全モデルに拡大した。具体的には「シームレスタッチパッド」「タッチファンクションメディアキー」「フレームレスキーボード」を採用することで、デザイン上のノイズが作業に影響を及ぼさないように工夫している。
ボディーカラーはプラチナシルバーとグラファイトの2種類で、直販モデルではキーボードを日本語配列と米国英語(US)配列から選べる。ただし、XPS 14/16のグラファイト構成はUS配列キーボードのみとなり、日本語配列キーボードは選べない。どちらの配列も、同社のノートPCとしては初めて「Copilotキー」を搭載している。
先代のXPS 13 Plusのプラチナシルバー/日本語キーボード構成。新型XPSの発表会ではプラチナシルバー構成や日本語キーボード構成の展示されていなかったが、新型の日本語キーボードは「XPS 13 Plusのものと基本的には同一で、(US配列と同様に)右CtrlキーがCopilotキーに置き換わるだけ」(説明員)だという
XPS 13 Plusと同様に、ファンクションメディアキーはタッチセンサー式で、Fnキーを押すとランプが付いて表示される。Fn+Escキーでファンクションキーとメディアキーの機能入れ替える「Fnキーロック」にも対応する。ファンクションメディアキーをタッチセンサーとすることで「放熱設計の自由度が高まり」、HシリーズのCPUを無理なく搭載できるというCPUはIntelのCore UltraプロセッサのHシリーズを搭載しており、「Intel Evo Editionプラットフォーム」に準拠する。選べるCPUは以下の通りだ。
XPS 14とXPS 16については、クリエイターの利用を想定してNVIDIAのGeForce RTX 40 Laptop GPUも搭載できる。両モデルで選べるGPUのオプションは以下の通りだ。
メモリはLPDDR5規格で、直販モデルでは容量を8GB(XPS 13のみ:3月発売予定)/16GB(標準容量)/32GB/64GBから選べる。ストレージはPCI Express 4.0接続のSSDで、直販モデルでは容量を512GB(標準)/1TB/2TB/4TBから選べる(XPS 13の4TB構成は6月発売予定)。OSはWindows 11 HomeまたはWindows 11 Proをプリインストールする。
ディスプレイはアスペクト比16:10のものを採用しており、いずれもDolby Vision規格のHDR表示に対応し、テュフ・ラインランドの「EyeSafe認証」を取得したハードウェアベースのブルーライトカット機能を備える。パネルのスペックは、モデルによって以下から選べる。
WebカメラはフルHD(1920×1080ピクセル)撮影と顔認証に対応している。電源ボタンには指紋センサーも備えている。
装備するポート類は以下の通りだ。なお、Thunderbolt 4(USB4)端子は全てUSB PD(Power Delivery)規格の電源入力と、DisplayPort Alternate Mode準拠の映像出力に対応する。
バッテリーの容量(定格値)、本体のサイズと重量(最軽量構成)は以下の通りだ。
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