プロナビ

DellのプレミアムノートPC「XPS」に2024年モデル登場 「XPS 13 Plus」のデザインを踏襲し14.5型と16.3型も追加CES 2024(1/3 ページ)

» 2024年01月04日 20時00分 公開
[井上翔ITmedia]

 Dell Technologiesは1月4日(米国太平洋時間)、プレミアムノートPCブランド「XPS」の2024年モデルを発表した。近日中の発売を予定しており、最小構成の想定価格は13.4型モデルが1299ドル(約18万6400円)、14.5型が1699ドル(約24万3800円)、16.3型が1899ドル(約27万2400円)となる。

 なお、現時点で日本での展開は未定だ。

Lightモデル 左から「XPS 16」「XPS 14」「XPS 13」のプラチナ(シルバー)モデル
Graphiteモデル 左から「XPS 16」「XPS 14」「XPS 13」のグラファイト(ダークグレー)モデル

2024年モデルの概要

 XPSノートPCの2024年モデルは、2022年にリリースされた「XPS 13 Plus」のデザインをシリーズ全体に広く展開したことが特徴だ。具体的には13.4型以外のモデルでも「パームレストとの境目のないガラス製タッチパッドの採用」、「最上段(ファンクション)キーのタッチセンサー化」を行った。ボディーの主要部分はCNC削り出しのアルミニウムで、ガラス部分はCorning製の強化ガラス「Gorilla Glass 3」を使っている(有機ELディスプレイ構成は画面保護に「Gorilla Glasss Victus」を採用)。

 狭額縁の画面と相まって、視覚上の“ノイズ”を可能な限り削減することで、PCを使った作業への集中力を高められるようになった。

XPS 14の天面 XPSノートPCの2024年モデルは「XPS 13 Plus」のデザインを“標準化”し、全モデルにおいて「パームレストとの境目のないガラス製タッチパッド」と「タッチセンサー式のファンクションキー」を搭載した。賛否の分かれる所だろうが、Dellとしては視覚上のノイズを取り除くことを優先したものと思われる(写真はXPS 14のグラファイト/タッチ非対応画面/USキーボード構成)

 CPUは最新の「Intel Core Ultraプロセッサ」で、パフォーマンスを重視する観点から全モデル共にHシリーズを採用している。NPU(AIプロセッサ)も統合しているので、従来モデルよりもデバイスにおけるAI(人工知能)に関する処理が高速化する。

 ボディーカラーはプラチナ(シルバー)とグラファイト(ダークグレー)の2種類が用意されるが、構成によってはどちらか片方のみとなる場合もある。

XPS 13(9340)

 「XPS 13(9340)」は13.4型の2024年モデルで、デザイン的な観点では「XPS 13 Plus(9320)」の後継モデルとなる。ただし、先述の事情もあり、本機は通常デザインの「XPS 13(9315)」の後継も兼ねる。

XPS 13 XPS 13(9340)は、XPS 13とXPS 13 Plusの両方の後継モデルとなる(画像は1920×1200ピクセル/タッチ非対応ディスプレイ構成)
天板側 背面天板にはDellロゴが配される(画像は3840×2400ピクセル/タッチ対応ディスプレイ構成)

 CPUはCore Ultra 5 125H(Pコア4基8スレッド+Eコア8基8スレッド)、Core Ultra 155H(Pコア6基12スレッド+Eコア8基8スレッド)、Core Ultra 165H(Pコア6基12スレッド+Eコア8基8スレッド)のいずれかを搭載する。メインメモリはLPDDR5規格で、容量は8GB/16GB/32GB/64GBの4種類から選択可能だ(※1)。SSDはPCI Express 4.0接続で、容量は512GB/1TB/2TB/4TBから選べる(※2)。

(※1)8GB構成のみLPDDR5-6400規格で、他の容量はLPDDR5-7467規格
(※2)4TB構成は後日発売予定(発売当初は選択不可)

 ディスプレイは13.4型(アスペクト比16:10)で、リフレッシュレートは最大120Hzとなっている。Dolby Vision規格のHDR表示と「Eyesafe」認証を取得したブルーライトカットにも対応する。パネルは、モデルによって以下のものから選択可能だ。

  • 1920×1200ピクセル液晶(最大輝度は500ニト、sRGB 100%カバー、タッチ非対応)
  • 2560×1600ピクセル液晶(最大輝度は500ニト、DCI-P3 100%カバー、タッチ対応)
  • 3840×2400ピクセル有機EL(最大輝度は400ニト、DCI-P3 100%カバー、タッチ対応、※3)

 WebカメラはフルHD(1920×1080ピクセル)撮影と顔認証に対応する。電源ボタンには指紋センサーも備えている。

(※3)3840×2400ピクセル有機ELディスプレイの構成は、後日発売予定(発売当初は選択不可)

 ポート類は本体の左右にThunderbolt 4(USB4)端子を1基ずつ備える。どちらもUSB PD(Power Delivery)規格の電源入力と、DisplayPort 2.1 Alternate Mode規格の映像出力に対応する。無線通信はWi-Fi 7(IEEE 802.11be、※4)とBluetooth 5.4に対応する。

(※4)IEEE 802.11beは規格として確定していない(2024年内に確定見込み)

 バッテリーの定格容量は55Whとなる。ボディーサイズと最軽量構成の重量は以下の通りだ。

  • 液晶構成:約295.3(幅)×199(奥行き)×15.3(厚さ)mm、約1.19kg
  • 有機EL構成:約295.3(幅)×199(奥行き)×14.8(厚さ)mm、約1.17kg
キーボード回り 新型XPS 13のキーボード回り(画像は1920×1200ピクセル/タッチ非対応ディスプレイ構成のプラチナ)
       1|2|3 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年02月13日 更新
  1. 6500円でデスクに新風! Thermalrightの小型液晶がヒット、背景にメモリ高騰? (2026年02月09日)
  2. ワコムが安い? 驚きの2025年を振り返り メモリ高騰におびえる2026年の「自作PC冬眠」と「次世代CPU」への期待 (2026年02月12日)
  3. キンタロー。も驚くほぼ「入力ゼロ」の“次世代”確定申告 2026年の弥生は3つのAI活用とデスクトップ製品強化を両輪に (2026年02月12日)
  4. 元Appleのジョナサン・アイブが手掛けるフェラーリ初EVの内装デザイン公開 物理ボタンとデジタルの融合 (2026年02月10日)
  5. 新ARグラス「XREAL 1S」を試す 解像度と輝度が向上、BOSEサウンドで没入感アップ “3D変換”も大きな魅力 (2026年02月10日)
  6. マウス社長が3日間“フル参戦”した理由とは? 大阪・梅田のど真ん中で起きた“eスポーツ×地域振興”の化学反応 (2026年02月11日)
  7. アイ・オー、拡張ドック機能を備えたType-C接続対応の27型4K液晶ディスプレイ (2026年02月12日)
  8. ASRock、“CPU起動トラブルを解決”するSocket AM5マザー用のβ版BIOSを公開 (2026年02月10日)
  9. 「雲」から降りてきたAIは「パーソナル」な存在になれるのか――開催から1カ月経過した「CES 2026」を振り返る (2026年02月12日)
  10. 梅田の街がeスポーツに染まった3日間――「Osaka GeN Scramble」で見えた、地域とデバイスが融合する最新イベントの形 (2026年02月10日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年