ASRockの「DeskMini X600」には自作PC気分を手軽に味わえるロマンあり! “小さな”実機をじっくり検証した(4/5 ページ)

» 2024年06月25日 12時00分 公開
[石川ひさよしITmedia]
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ゲームは弱いが仕事用や学習用に最適なミニPCが実現できる

 初回起動時のBIOSセットアップについては省くが、確認するのはメモリやストレージが認識されているかどうか、メモリクロックは適正なプロファイルが読み込まれているか、CPU温度が異常に熱いようなことがないか(グリス不良や保護フィルムの外し忘れなど)などでいいだろう。

 他はファンの回転数制御がデフォルトでSilentになっているので、高性能CPUを組み合わせる際は、まず「Performance」など回転数の高いモードで様子見し、しばらく運用して問題なければSilentに戻すなどした方がいい。BIOSセットアップが完了したらOSのインストールを行う。

 なお、最近のASRock製品ではOSの初回起動時に「Auto Driver Installer」の通知が表示される。DeskMini X600に必要な各種ドライバのインストールを自動化してくれるものだ。

 肝心なのはユーティリティーとしてアプリ自体がインストールされるものとは異なる点だ。ドライバ導入後にWindowsの「インストールされているアプリ」で確認すれば分かるが、Auto Driver Installerはもちろん、ASRockのその他のアプリも一切インストールされていない。ドライバ充当を楽に行えつつ、行儀がいいと言うのがよいだろうか。

photo 初回起動時にポップアップが出るAuto Driver Installerは、自身はインストールせずドライバだけインストールしてくれる行儀のいいアプリだ

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