ASRockの「DeskMini X600」には自作PC気分を手軽に味わえるロマンあり! “小さな”実機をじっくり検証した(3/5 ページ)

» 2024年06月25日 12時00分 公開
[石川ひさよしITmedia]
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実際に組み立て

 それでは組み立てに入る。マザーボードベースを引き出したら、早速CPUの組み込みだ。リテンションキットは一般的なマザーボードと同じなので、CPUの装着は通常の手順と変わらない。

photo CPUを装着していく

 DeskMini X600付属のCPUクーラーを使うなら、CPUグリスを塗ってからCPUソケットの上下にある黒いプラスチック製の純正固定具にあるツメの部分にCPUクーラーの金属プレートを引っ掛け、レバーでテンションをかけ固定する。

 今回は「NH-L9a-AM5」を組み込んだ。市販のCPUクーラーを利用する場合、AM5対応であることはもちろんだが、高さ47mm以下という条件もあるので注意しよう。公式のクーラー互換性リストが参考になる。NH-L9a-AM5は適合済みだ。

photo NH-L9a-AM5(写真左)と付属CPUクーラー(写真右)では、ファンの口径もヒートシンクのサイズも大きく違う

 NH-L9a-AM5を装着する場合の手順を紹介しよう。まず純正固定具は利用しないので取り外す。CPUグリスを塗り、CPUクーラー本体を載せたらマザーボード裏からボルト4本でクーラー本体を固定する。NH-L9a-AM5は純正バックプレートに純正固定具を固定していたボルト穴に対し、ひと回り細いボルトを通して固定するというユニークな装着方法を採用している。小さな製品と言うと、窮屈で神経を使う作業をイメージするが、そうしたことはない。

photo 純正固定具を取り外す
photo CPUクーラーを載せたら裏面からボルトで固定する

 後はメモリとM.2 SSDを装着するだけだ。どちらもスロット形式なので「向き」さえ間違えなければ問題ないだろう。

photo 切り欠きをたよりにメモリの向きを合わせたら、スロットに対して垂直に挿し込む。ラッチが起き上がって固定されればOKだ
photo M.2 SSDは同様に切り欠きを合わせたら、スロットに対して斜めに挿入。SSDを押し倒して固定用のネジを締めたらOKだ

 これだけで主要パーツの組み込みは完了となる。フロントパネル用ケーブルの端子を戻し、マザーボードベースをケース側に戻したら、背面ネジを締めて完成だ。通常の自作PCとは違い、電源を搭載する、ケースにマザーボードを固定する、電源ケーブルを接続するといった作業がなく、配線作業も少ない。組み立てだけなら30分〜1時間もあれば大丈夫だ。それでいて自作PCを組み立てる気分は味わえる。自作PC初心者にもオススメできるし、しばらく自作PCから離れていたリターン自作erにもオススメできる。

 さて、今回はLEDストリップの「DeskMini Addressable LED」も装着したいので、再びケースを閉じる前の段階に戻ろう。DeskMini Addressable LEDは、USB内部ピンヘッダ(USB 2.0)を利用して装着する。USB内部ピンヘッダはM.2スロットの横にあるので向きを合わせて挿す。また、DeskMini Addressable LEDの固定はマグネット式なので、金属製のDeskMini X600ケース内に貼り付けるだけだ。

photo USB内部ピンヘッダはM.2スロットの横にある
photo LEDストリップ側にも取り付ける
photo これを挿したら、あとはケース内側にペタっと貼るだけ

 ついでにDeskMini Addressable LEDの制御方法もここに記しておこう。ARGB LED制御は同社マザーボードで利用されるユーティリティー「ASRock Polychrome SYNC」から行える。執筆時点ではDeskMini X600のサポートページ(ダウンロードページ)には掲載されていなかったので、DeskMini X300からダウンロードしたが問題なかった。

photo 完成イメージ
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photo このようにライティングが入るだけで華やかなイメージになる

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