Windows 11のフォトアプリ、Microsoft Designer連携を強化/Geminiの「Google Workspace」拡張機能オープンβとして利用可能に週末の「気になるニュース」一気読み!(3/3 ページ)

» 2024年07月21日 06時00分 公開
[山本竜也ITmedia]
前のページへ 1|2|3       

Thunderbird 128 Nebulaがリリース

 オープンソースメールソフト「Thunderbird」の約1年ぶりとなるメジャーバージョンアップ「Thunderbird 128 Nebula」がリリースされた。

photo 1年ぶりのメジャーアップデートとなるThunderbird 128 Nebulaがリリースされた

 Thunderbirdは、2023年7月にリリースされたThunderbird 115で新しいUIを採用した。Thunderbird 128でもこのUIを踏襲、ブラッシュアップされている。Thunderbird 115で追加されたカード・ビューのデザインも改良され、スレッド表示と未読/新規インジケーターやスレッド化されたメッセージの表示を改善、視認性が向上。メールの内容に基づいてカードの高さも自動調整される。フォルダペインでは、フォルダのレンダリングと検索の高速化、複数フォルダの選択など、いくつかの改良がくわえられている。

 また、Windows版では、Thunderbirdのメッセージ通知がOSネイティブに対応した。

Blender 4.2リリース、大型アップデート

 Blender Foundationは7月16日(現地時間)、3Dモデリングツール「Blender」の最新版となる「Blender 4.2 LTS」をリリースした。LTS(long-term support)版として、今後2年間のサポートが提供される。

photo 3Dモデリングツールの最新版、Blender 4.2がリリースされた

 主な変更点としては、レンダリングエンジンEEVEEがゼロベースで書き直され、次世代EEVEEとして生まれ変わった。これにより、グローバル イルミネーション、ディスプレイスメント、より優れたSSS(サブサーフェススキャタリング)、ビューポートモーションブラーなどに対応し、リアルタイムレンダリングの品質が向上している。

 同様に、物理ベースレンダリングエンジンのCyclesも大幅な改善が施された。レイポータル機能や薄膜干渉効果、ボリュームレンダリングの向上、ブルーノイズサンプリングなどにより、より高品質で効率的なレンダリングが可能となっている。

 この他、従来のアドオンとテーマが、エクステンション(拡張機能)として統合され、Blender内からアドオンやテーマをオンラインで共有、インストール、更新が容易に行えるようになった。

前のページへ 1|2|3       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

最新トピックスPR

過去記事カレンダー