うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、7月14日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!
米Microsoftは7月17日(現地時間)、Windows 11の「フォト」アプリとAIデザインツール「Microsoft Designer」の連携を強化すると発表した。Windows 11のInsider Preview全てのチャネルで展開を開始する。
この連携により、フォトアプリにDesignerで編集するためのボタンが追加され、フォトアプリ内で直接Designerを利用して写真の編集ができるようになる。
AIが画像内のオブジェクトをインテリジェントに検出し、撮影した画像からオブジェクトを消去したり、背景をぼかしたポートレート写真を作成したり、色を強調してクリエイティブな雰囲気を加えたり、自動トリミングで画像の視覚的なインパクトを高めたり、新しいテキストおよびマークアップ機能を試してクリエイティブなアイデアを実現したりできるという。
なお、この機能はWindowsの表示言語が英語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ポルトガル語の場合のみ利用できる。また、実際に利用するにはMicrosoftアカウントでのサインインが必要になる。
米Googleは7月16日(現地時間)、Gmail、Google ドライブ、Googleドキュメント向けのGoogle Workspace拡張機能が、Geminiで利用可能になったと発表した。Gemini Business、Enterprise、Education、またはEducation Premiumアドオンを契約しているGoogle Workspaceユーザーが利用できる。
この機能はデフォルトではオフになっており、管理者が有効化した場合にのみ使える。Google Workspace拡張機能を有効化することで、ユーザーはGmailやドキュメント、ドライブなどのアプリやサービスからの情報をGeminiで直接要約したり、素早く回答を得たり、検索したりできるようになる。
Google Workspace拡張機能は、ドライブ内のファイルに対するアクセス制御設定を尊重する。ユーザーがアクセスできるのは、自分が所有しているファイルまたは共有されているファイル(共有ドライブ経由で共有されているファイルを除く)に制限される。なお、オープンβ期間中は、デバイスがITポリシーに準拠しているかどうかなど、ユーザーのコンテキストに基づいて、ユーザーがアクセスできるアプリを制御できるコンテキストアウェアアクセス(CAA)はサポートされない。
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