では実際に使ってみよう。ポートは右側面に集中しており、HDMIと2基のUSB Type-Cの端子が並ぶ。USB Type-C端子は機能的には同じなので、どちらを使っても構わない。
ちなみにOSD操作用のキーも、これらと同じ右側面に配置されているため、左側面はフラットになっている。本体を縦置きにする時は、この左側面を底面にして立てれば、ケーブルもキーも下敷きにならずに済む。
さらに、2基のUSB Type-C端子を使ってのパススルー充電にも対応する。45Wの充電器を接続して本製品経由でノートPCの充電を試してみたところ、ノートPC側からは39Wの充電器だと認識された。仕様上、入力は15V/3Aが上限とされているので、45Wを超える充電器につないでも、外部デバイスへのパススルー出力はこの39W前後が精一杯ということになりそうだ。
画質については及第点だが、唯一の弱点は、斜め方向から見ると画面がかなり暗く見えることだ。競合製品と比較してもかなり暗い部類に入るため、複数人で左右から画面をのぞき込むような使い方が多いようであれば、別の製品を当たった方がよいかもしれない。
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