以上のように、本体だけでも一通りの操作が行えるが、やはり本命となるのはスマート連携だろう。室内のあらゆる家電をスマホから操作できるようにしている人、オートメーション化を図っている人にとっては、至極便利な製品といえる。
一方、手動操作でのみ利用するのは、あまり積極的にはお勧めしない。単純に操作方法が難解なだけでなく、不意にタッチパネルに触れたことで設定が変わってしまい、元に戻すだけで四苦八苦する……というパターンに陥りがちだからだ。
スマート連携ないしはスケジュール運転をメインに、どうしてもという時はオンとオフのみに絞って直接操作をするスタイルが、最もしっくり来るはずだ。
実売価格は4527円と、単品のスマート電球と比べるとやや割高だが、競合となる製品は実質ノーブランドの製品ばかりで、スマートプラグを始めとしたスマートホーム製品で実績のあるMerossの製品であることは、プラスに評価してよいだろう。
Amazonでは品切れになっている期間が長いようなので(逆にセールで4000円を切っている場合もある)、興味を持った人は在庫ができるまで気長に待ってみてほしい。
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