既報の通り、アマゾンジャパンは9月18日、eero(イーロ)製のメッシュWi-Fiシステムを販売することを発表した。
本件に合わせて、eeroのニック・ウィーバー氏(共同創業者兼CEO)が来日し、日本のメディアに同社の概要と、新製品を日本に投入する目的を語った。
eeroは「超高速で信頼性が高く、安全な接続」なメッシュWi-Fiシステムを実現するために生まれた企業だ。ウィーバー氏は「Webブラウジングはもちろん、リモートワーク、オンライン学習、ビデオ会議、動画の視聴など、あらゆる局面で“真に信頼できるWi-Fi”を提供することを目指してきた」と語る。
そんな同社は、2014年に米カリフォルニア州サンフランシスコのアパートで生まれた。ウィーバー氏を含む3人の共同創業者と1人の従業員、そして1人のインターンで始まったという。
創業から約2年たった2016年、同社は独自のメッシュWi-Fiシステム「TrueMesh」を搭載する始めての製品を世に送り出した。3年後の2019年、同社はAmazon.comに買収され、それを機に海外展開を本格化した。
現在では25カ国に進出しているが、新たな進出先では必ず24時間/365日のサポート体制を構築しているといい、日本ではアマゾンジャパンがその任を担うことになる。
eeroのTrueMeshテクノロジーは、メッシュネットワーク全体でWi-Fi機器がシームレスにつながり、快適に使えることを重視している。さらにアプリを使えば、外出先からでも簡単に設定を行えることも強みだという。ネットワークスピードの低下など問題が発生した場合は、アプリが改善のヒントを与えてくれる。
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