Ergo M575SPもMX Ergo Sと同じく、スイッチの静音化が施されている。普通のマウスと比べると、クリック感に少し粘り気のような物を感じる。しかし、MX Ergo SとErgo M575SPを比べてみると、Ergo M575SPはこの粘着感が少し弱いと感じる。
もちろん、クリック音は非常に小さいので、隣に座っている人に聞こえないようにはなっているが、クリックした際のフィードバック感について、Ergo M575SPは比較的しっかりしており、筆者としてはMX Ergo SよりErgo M575SPのスイッチが好みだ、という意外な結果となった。
トラックボールユーザーにとって待望だったアップグレード版のMX Ergo Sのみならず、お手頃な1万円以下な上に使いやすいErgo M575SPの登場は非常に心が躍るものとなった。
どちらも素晴らしいアップデートではあったが、その一方でスイッチ静音化に伴うフィードバック感、押し心地の変化については人によって好みが分かれそうだ。
個人的にはMX Ergo S、Ergo M575SPの購入を予定されている方は、家電量販店などで実機を試してみることをオススメしたい。筆者もどちらを購入するか真剣に検討中だ。
(製品協力:ロジクール)
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