マイコンソフト「PasocomMini PC-8801mkII SR」を見に幕張メッセに行ってきたCEATEC 2024

» 2024年10月17日 11時00分 公開
[井上翔ITmedia]
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 電波新聞社のマイコンソフト事業部が2025年、ミニチュアPC「PasocomMini PC-8801mkII SR」を発売する。その名の通り、NEC(現在のNECパーソナルコンピュータ)がかつて販売していた「PC-8801mkII SR」をモチーフとしており、純正オプションとして販売されていたディスプレイのミニチュア版「PC-KD852mini(仮)」も同時に発売される予定だ。

 10月18日まで幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催されている「CEATEC 2024」の電波新聞社(マイコンソフト)ブースでは、PasocomMini PC-8801mkIISRとPC-KD852miniの試作機が展示されている。2日目(10月16日)に見に行ってみた。

 なお、展示されているのはあくまでも試作機なので、外観を中心に製品版と異なる面が出てくる場合があることはご了承いただきたい。

確かにあった 確かにそこにあった「PascomMini PC-8801mkII SR」と「PC-KD852mini」

見る人が見れば分かる“精巧さ”

 PasocomMini PC-8801mkII SRとPC-KD852mini(仮)は、それぞれモチーフとなった機材の4分の1サイズで作られている。どちらも手のひらサイズ……なのだが、展示機はアクリルの囲いで覆われており、触れることはできない。

こんな感じで展示 試作機はこのようにアクリル製の覆いで囲まれている

 ただ、遠目で見ても試作機は精巧に作られていることは分かる。色合いはもちろん、PasocomMini PC-8801mkII SRに“おまけ”で付いてくるミニチュアキーボード(不動品)も良いできだ。本機は3万円での販売が予定されている。

正面 PasocomMini PC-8801mkII SRと、同機に付属するミニチュアキーボード。さすがにミニチュアキーボードは不動品だが、NECロゴがないことを除けばとても精巧なミニチュアだ

ブラウン管の見え方を再現した液晶ディスプレイ

 別売のPC-KD852mini(仮)は、640×480ピクセルの液晶ディスプレイを内蔵しており、Micro HDMI入力端子の他、丸形のアナログRGB入力を備えている。また、オリジナルにはなかったステレオスピーカーも備えている。現時点では1万8800円での販売を予定しているという。

 非常にコンパクトゆえに、PC-KD852mini(仮)の本体には設定ボタンを設けられなかった。そのため、入力切り替えやスピーカーの音量調整などをするための赤外線リモコンが付属している。

 また、液晶ディスプレイということで「実機と見え方が異なるのでは?」と思いがちだが、「パネルの前方に特殊なレンズを設けることでブラウン管特有の見え方を再現」(担当者)している。PasocomMini PC-8801mkII SRと比べると試作感が若干強いものの、ディスプレイ前方のフィルターを含めて「本体と同様に、当時の外観を極力再現する予定」(担当者)とのことだ。

試作 本体と比べると、ディスプレイの方はまだ試作機という感じが強い。ディスプレイ正面のフィルター(着脱可)も透明だが、製品版では「当時と同じく少し茶色がかったものが付属する」という
背面 サイズがサイズということもあり、HDMI入力端子はMicroサイズで、アナログRGB入力も円形コネクターを採用している。ただし、Micro HDMIケーブルとアナログRGBの変換ケーブルも付属するとのことなので、問題は生じないだろう。なお、電源端子はUSB Type-Cとなっている(USBケーブルと電源アダプターは別売)
余談その1 上の写真を見て「PasocomMini PC-8801mkII SRにバックパネルはないの?」と思った人もいるかもしれないが、安心してほしい。バックパネルも精巧に再現されている。このバックパネルは着脱可能で、拡張スロット部だけを取り外せば各種ポート部を露出させることも可能だ
リモコン PC-KD852mini(仮)にはリモコンも付属する

他にもレトロゲーマーにうれしい展示が

 電波新聞社ブースには、他にもレトロゲーマーやレトロPC愛好家にお勧めの展示がいくつかある。来場した際は、併せてチェックしてみてほしい。

XHEAD-USB 本ブースのメイン展示の1つである「XHEAD-USB」は、PCとつないで使う超小型OFDM変調器で、専用アプリをインストールしたPCに保存した動画やWebカメラの映像などを地デジ対応TVなどに一斉配信できる。商業施設や宿泊施設などのデジタルサイネージや館内自主放送での利用を想定しているという。ただし、映像のエンコードはソフトウェア方式となるため、配信元となるPCにはある程度のスペックが求められる
SC400N1-L HDV もう1つのメイン展示「SC400N1-L HDV EXセット」は、拡張アダプター「XBAY-1」と、PCI Expresss接続のキャプチャボード「SC400N1-L HDV」のセット製品で、アナログRGB対応のゲーム機やPCの映像を低遅延で取り込みたい個人ユーザー向けとなる。アナログRGBの入力を「YUV」から「RGB444」とすることで、よりクッキリとした映像をキャプチャできるようになった
XE-1AJ-USB 出展一覧には含まれていないが、2022年12月に発売されたUSB接続の「サイバースティック(XE-1AJ-USB)」も展示されている……のだが、よく見るとボタンの色が通常版と異なる。これはタイトーのミニゲーム機「EGRET II mini」向けの追加コンテンツパック「アーケードメモリーズ VOL.3」(12月19日発売予定)のAmazon.co.jp限定セットに付属する「電波カラー版」だ

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