最後のプログラムは「トークセッション」だ。
初めに主催者のモリケン氏が「なぜ改造PCを始めたのか?」というストーリーを時系列で紹介した。なかなかに興味深いものだった。
トークセッションでは当日の挙手(飛び込み)枠も用意され、AVerMediaの上田氏がASRockの配信者向けマザーボード「LiveMixerシリーズ」への“愛”をアドリブで語っていた。
最後はGreyGhostCCC じーま氏が登壇し、PCケースの塗装について語った。筆者はPCケースに塗装することまで考えたことはなかったが、「素材によって向き不向きがある」といった話は大いに参考になった。
最後のプログラムは、この手のイベントの定番ともいえる「じゃんけん大会」だ。
今回用意された景品は、イベントのために用意されたものからモリケン氏が“ため込んだ”秘蔵アイテムまで、いろいろなものが用意された。本当にたくさんあったので、時間内で全て贈呈できなかったため、余ったものは次回に持ち越すそうだ。
会場では、参加者が持ち込んだPCなどを展示するコーナーも設けられた。今となってはレアなものや懐かしいものも展示されていた。
世界はもちろん、お膝元の中国ですらほとんど出回っていない「兆芯(KaiXian)」製のCPU「KX-7000/8」と、同CPU対応のマザーボード「XC-KX700M D4」。これは筆者が持ち込んだものだ
「Pentium III Xeonプロセッサ」の未開封パッケージ品や、美少女キャラクターデザインのベアボーン「きゃらべあ」シリーズの「ななついろ★ドロップス」デザインなども展示された。いずれも分かってしまうと老いを感じてしまうのはなぜだろうか……イベントは当初予定よりも1時間ほど遅れて午後6時過ぎに閉会となった。参加者へのアンケート結果を見る限り、おおむね好評だったようだ。
今回の参加者の中には、インテルPCマイスターの上級を取得した人の他、PCショップ店員、ライター、PC業界の関係者が混じっていた。一見すると「何それ怖い」と感じてしまうところだが、好きな自作PCについて語る時は、一様に同じ目線で話せていたようだった。
今回の参加費用は、全てモリケン氏持ちということで無料だったが、第2回は2025年2月ごろに「大人は有料、学生は無料」という形で開催を検討しているという。
特に今回は(盛り上がってしまったため)タイムスケジュールに課題こそあったが、次回もユーザー同士が自作PCについて語ることができるイベントに期待したい。
XLサイズのマウスパッドを複数収納できるケースがヒットを飛ばす
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