初心者から玄人(?)まで結集! 第1回「自作PCユーザーミーティング」に密着(1/4 ページ)

» 2024年10月22日 12時00分 公開
[すまさITmedia]

 自作PCアドバイザーのモリケン氏が10月9日、通運会館(東京都千代田区)で「自作PCユーザーミーティング」を開催した。本イベントは自作PCユーザーの交流を目的として開催され、参加者は52人となった。

 この記事では、本イベントの模様をお伝えする。

ユーザー同士が“話せる”イベントに

 秋葉原では、PC/パーツメーカー主催の自作PCイベントは数多く開催される。しかし、基本的に特定の登壇者が“一方的に”話すパターンが多いため、イベントに集まった人同士の新しいコミュニケーションは生まれづらい状況となっていた。

 そこで本イベントは、ユーザー同士が交流することに主眼を置いている。自作PCについて語り合うことで、知識のレベルアップを図ろうという狙いもある。

 加えて、普段触ることのできない高額なPCパーツを実際に手に取る機会も設け、今後パーツを購入する際の選択肢を広げることも狙いの1つという。

モリケン氏 イベントを主催したモリケン氏
イベントの趣旨 イベントの趣旨

7つのグループに分かれてディスカッション

 参加者は7つのグループに分かれて、まずグループディスカッションに取り組んだ。

 最初は自己紹介を行う……のだが、何を話せばいいか分からない人もいることを想定して、話すことのテンプレートも用意されていた。その後、自分がPCショップの店員になったつもりで自作PCの構成と見積もりを提案する。

 「何のため?」と思うかもしれないが、実はインテルが監修している認定プログラム「インテルPCマイスター講座」の中級以上の試験で行われるグループディスカッションを想定した取り組みだ。

自己紹介 自己紹介のテンプレートも用意
自己紹介中 自己紹介では、お気に入りのパーツを実際に持ち込んで語る人も見受けられた
イベント イベントのプログラムは「インテルPCマイスター」の試験内容を意識したものが盛り込まれている
紛れ込む上級合格者 インテルPCマイスターの「上級」は、モリケン氏ですら合格できていない“狭き門”なのだが、なぜか参加者に複数の上級資格保有者が紛れ込んでいた

お題その1:高校入学前の自作

 グループディスカッションは、仮想ユーザーの具体的な要望を聞いた上で、その条件に合致するPCの構成を考える形で進められた。1人目の仮想ユーザーは、以下のような感じだ。

 メーカー製PCを使っていた中学生のAさんは、高校入学を前に“おねだり”をしていたPCをクリスマスプレゼントとして買ってもらえることになりました。AさんはせっかくなのでPCを自作をしてみようと考えています。予算は約20万円で、費用は親に出してもらう予定です。

 提案は20万円を超えても構いませんが、その場合は親を説得する材料を含めて構成を考えてください。なお、ディスプレイ/キーボード/マウスはAさんの手持ちを流用するものとします。

 構成を考える上でのルールは、特に指定のない限りは国内で新品で買えるものとされた。中古品やジャンク品の利用、「AliExpress」などの海外ECサイトからの取り寄せは禁止だ。

 参加者は「このお題のPCを何に使いたいのか?」を想像をしながらディスカッションを進めた。

 一応「20万円」という予算の制限があるため、組み立てるPCの方向性や、どのパーツに重きを置くのか(予算を多く割くのか)はグループ内でも見解は分かれがちだった。まさに“十人十色”である。

選定中 参加者は手持ちのスマホなどを活用して、グループメンバーと話し合いつつパーツの選定を進めていく
余った予算をどうするのか? 予算が余ったら「CPUクーラーのグレードを少し上げる」といった微調整も行っていた

 構成が決まったら、グループごとに代表者がその説明を行う。その際に「どのパーツから決めたのか?」と質問が飛んだが、多くのグループは高額なCPUやグラフィックスカード(GPU)から選定したようだ。

 しかし、中には「OSを選んでからグラフィックスカード」というグループもあった。このグループは用途を問わず価格が動かないものから先に選んでいくという発想でOSから選定したのだという。それを聞いた筆者は「なるほど」と思った。

説明中 お題に対して考えた構成を説明するグループの代表者
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