複数のPCパーツショップで、HYTEのE-ATX対応ケース「Y70 Touch Infinite」が注目を集めていた。
2023年12月、3面強化ガラスケース「Y60」の進化モデルとして登場した「Y70 Touch」は、前面の左側面に挟まれたコーナーにタッチパネル液晶を搭載したことで話題を呼んだが、その再出発モデルといえる位置付けだ。
価格は7万円弱となる。カラーはスノーホワイトとブラック、パンダ(白黒)、ブラック/チェリー(黒赤)の4種類となる。
基本的な仕様はY70 Touchを踏襲しており、PCIe 4.0 x16対応のライザーカード(垂直配置用)も付属している。主な変更点は、前面と左側面に挟まれたコーナーにある14.1型の10点タッチ操作対応パネル液晶だ。Y70 Touchでは画面解像度が1100×3840ピクセルだったが、Y70 Touch Infiniteでは682×2560ピクセルとなっている。
ディスプレイの解像度だけを見るとスペックダウンにも映るが、入荷したショップでは好調に売れている。オリオスペックは「元の4Kタッチ液晶がオーバースペック気味だったこともあり、2.5Kになっても実用面では問題ないと判断している人が多いのかもしれませんね。Y70 Touchは欲しい人に行き届かずに枯渇したところがあるので、再出発して入手可能になったことを歓迎する向きもありそうです」と話していた。
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