やはりイヤフォンのマイクとは違う! ビデオ会議にも役立つ「HyperX」のUSB接続コンデンサーマイク新モデルを試す(2/3 ページ)

» 2024年11月22日 15時00分 公開
[山本竜也,ITmedia]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

背面に3.5mmジャックを用意

 HyperX QuadCast 2/2 Sの背面には3.5mmジャックがあり、イヤフォン/ヘッドフォンを接続することが可能だ。PCやゲーム機からの音声を再生するという通常の利用方法に加え、マイク入力の音声を確認するライン出力としても利用できる。

 普段、マイクを通した音がどのように聞こえるのかは自分では把握しづらいものだが、ライン機能を使えば簡単に把握できる。この辺りはゲーマー向けというより配信者を意識した機能なのかもしれないが、普通にマイクを使う上でも便利な機能だ。

日本HP ゲーミング HyperX USB コンデンサーマイク HyperX QuadCast 2 S 実況 配信 背面のUSBポートの上に3.5mmジャックが用意されている。余談だが、手持ちで3.5mmジャックのイヤフォン、ヘッドフォンを見つけるのに苦労した

4つの指向特性から選べる

 指向特性は従来と変わらず、以下の4つを搭載する。

  • カーディオイド:手前側(自分側)の単一指向性。ビデオ会議などで通常のマイクとして使用する場合は、このモードを使うことになるだろう
  • オムニディレクショナル:無指向性。リアルな会議など、複数人で話すのを録音する場合に使用するが、自宅ではあまり使うことはなさそうだ
  • ステレオ:左右方向の指向性。楽器演奏などを録音する場合には、手軽にステレオ録音が可能となる
  • バイディレクショナル:手前側と向こう側の2方向の指向性。対面での会議などを録音するのに使う

 多機能ノブを2秒長押しすると、「カーディオイド→無指向→ステレオ→双方向」と切り替わる。普段使いということを考えるなら、カーディオイドモードで固定して使うことになりそうだ。

日本HP ゲーミング HyperX USB コンデンサーマイク HyperX QuadCast 2 S 実況 配信 4つの指向特性を切り替え可能だ。ビデオ会議で使用する場合には、単一指向性のカーディオイドモードを使うことになるだろう

 実際に自分の音声を録音して確認してみたが、カーディオイドモードでも、マイクのすぐ横にキーボードがあるとかなりしっかりとタイプ音を拾ってしまう。マイクが高い性能を持つゆえの弊害かもしれないが、マイクの位置を離すなど置き場所に注意が必要そうだ。

「HyperX NGENUITY」でカスタマイズ可能

 基本的な設定は全て本体だけで行えるが、ゲーミングらしいライティングの設定は専用ソフト「HyperX NGENUITY」から行える。なお、HyperX QuadCast 2/2 S自体はMacでも利用できるが、macOS用のHyperX NGENUITYはリリースされていない。HyperX NGENUITYはゲーミングブランドHyperXシリーズで共通のソフトウェアなので、ゲーミングデバイスといえばWindowsということでMacの需要が少ないということなのだろう。

 HyperX NGENUITYでは、マイクの音量や接続したイヤフォン/ヘッドフォンの音量調整、マイクのミュート、指向性パターンを画面上から変更できる。また、本体では設定できないハイパスフィルターも有効にできる。筆者の環境ではそこまで大きな違いは感じなかったのだが、PCのファンのノイズやエアコンの動作音など、低音域の騒音をカットしてくれる機能だ。

日本HP ゲーミング HyperX USB コンデンサーマイク HyperX QuadCast 2 S 実況 配信 専用ソフトの「HyperX NGENUITY」。残念ながらmacOS用はリリースされていないが、ソフトを使わなくても本体だけで基本的な設定は行える

 もう1つ、HyperX NGENUITYでしかできないのがライティングの設定だ。QuadCast 2 SはフルカラーLEDを搭載しており、発光パターンや色などを細かく設定できる。

日本HP ゲーミング HyperX USB コンデンサーマイク HyperX QuadCast 2 S 実況 配信 HyperX QuadCast 2 S は、LEDの発光パターンや色、明るさなどを設定可能だ

日本HP ゲーミング HyperX USB コンデンサーマイク HyperX QuadCast 2 S 実況 配信 発光ポイントを指定することもできる

 これに対して、HyperX QuadCast 2は、赤色LEDのみなので色の変更などはできない。発光ポイントも、上下の2カ所しか選択できないようだ。とはいえ、普段使いする場合には派手な設定は行わず、非表示にするか単色で固定にしてしまうことが多いのではないかと思う。赤色のみというのが目に優しくないと感じるかもしれないが、明るさを落とすことは可能だ。

日本HP ゲーミング HyperX USB コンデンサーマイク HyperX QuadCast 2 S 実況 配信 HyperX QuadCast 2が内蔵するのは赤色LEDのみなため、明るさは変更できるが色自体は変えられない

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月26日 更新
  1. Anthropicが常時稼働するエージェント「Claude Duet」を発表/AMDとIntelが協業 PyTorchのx86 CPU最適化を「oneDNN」に一本化 (2026年10月25日)
  2. 「Galaxy Watch9」を1週間使って分かったこと Pixel Watchと比べた使い勝手は? (2026年10月23日)
  3. “置き場所に困る”大容量ポタ電の壁を打破! 冷蔵庫を3日動かすEcoFlow「DELTA Gen4」シリーズが日本上陸 (2026年10月23日)
  4. 定格1650Wの7.5万円電源&Noctuaファン採用の異常検知アダプターが登場! (2026年10月24日)
  5. 約22万円の新型「Mac mini」で初めてのローカルAI体験 ストレージの価格高騰対策にピッタリかも (2026年10月20日)
  6. エイサー、Ryzen 3/5を搭載したコンパクトデスクトップPC Amazon専売モデルも用意 (2026年10月23日)
  7. 天空が12月25日に発売する「GPD WIN Max 3」国内正規版 実機に触れてきた (2026年10月23日)
  8. FCCLが「FMV Keyboard X」の一般販売を開始 ハイスペックマウス「FMV Mouse X」も同時発売 (2026年10月22日)
  9. 折りたたみ型から薄型まで! スマホやタブレットで“本気”の文字入力に使える持ち運び用キーボードを選ぶコツ (2026年10月23日)
  10. 「iPhone Duo」を1週間使って分かった、全部盛りではない“上質さ” 心地いい開閉ヒンジの内部を見るために“非破壊検査”してみた (2026年10月21日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー