iCloud+が値上げ――今、クラウドストレージはどこがお得か? 主要サービスを比較して分かった違い(2/2 ページ)

» 2024年11月26日 14時00分 公開
[井上晃ITmedia]
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クラウドストレージサービスはどこがお得?

 iCloud+の値上げを踏まえ、改めて改定後の料金体験を競合サービスと比較しながらまとめてみよう。主要なサービスとしては、「Google One」「Microsoft OneDrive」「Dropbox」「Box」をピックアップした。それぞれの主な料金プランを表組にまとめてみた。

photo 主要5サービスの主な個人向けプラン料金を容量ごとに並べたもの(クリックで拡大)

 ただし、このままでは月額と年額が入り交じっていて、どこが割安なのかが分かりづらい。そこで月額/年額プランの安い方を抽出しつつ、1年間の料金の合計額に修正。さらにセルを結合して色分けを工夫してみた。

photo 主要5サービスの、主な個人向けプランの年間の負担額をまとめたもの(クリックで拡大)

 例えば、50〜100GBのクラウドストレージを使いたい場合には、緑のセルが主要な選択肢になる。この場合、容量は少なくなるが、iCloud+の50GBプランが最も安価だろう。また、100GBを利用できるので「Microsoft 365 Basic」のコストパフォーマンスも良さそうだ。

 200GB程度が必要な場合には、Google Oneが狙い目だ。1〜2TBでもGoogle Oneが割安になっている。一方、5TBまでストレージを確保したい場合には、6TBのストレージが付与されるMicrsoft 365のお得感が際立っている。

【訂正:2024年12月31日午後1時12分 記事初出時、Micrsoft 365で付与される容量を誤って記載しておりました。訂正してお詫びいたします。】

 ただし、例えばGoogle Oneの容量がGoogle Driveだけでなく「Gmail」や「Googleフォト」にも使われるように、iCloudやMicrosoft 365などに付属するストレージ容量も、そのまま全てをフルに利用できないことは頭の隅に入れておきたい。

 今回のiCloud+の値上げのトピックで、すぐに大きな影響を受けるユーザーは限られるかもしれないが、50GBプランを除けば、クラウドストレージサービスとしてのiCloud+は割高感があるようだ。

 Apple製品の同期などを快適に行う上では、ある程度の容量が欠かせない。しかし、画像などを保存するための大容量ストレージを確保したい場合には、クラウドストレージサービスの見直しをしてみるのも良いかもしれない。

 また、ここ数年は「pCloud」のように買い切り型のクラウドストレージサービスも台頭してきている。市場には外付けのSSDやNASのバリエーションも豊富だ。比較検討時には視野を広くしつつ、リサーチするのが良いだろう。

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