DAIV FX-I7G7Sのシャシーは、2023年1月から導入された新型のオリジナルタイプを採用している。数々の企業広告制作などで実績がある「アマナ」のクリエイターの声を反映してデザインされており、制作の道具としての機能性と美しい外観を兼備する。
このシャシーの突起物を含む公称サイズは約220(幅)×530(奥行き)×510(高さ)mmとタワー型としてもかなり大柄だが、シャシーの上部にはクッション材の付いたハンドルを一体化しているため、設置や移動は比較的楽に行える。後部の足部分にはキャスターも備えており、ハンドルでケース前部を軽く持ち上げるだけで前後に移動できるようになっている。
大柄なボディーだけに内部スペースは広く、大型の冷却装置やハイエンドパーツも格納できる設計だ。本製品も240mmラジエーター搭載の水冷クーラーと前面に3基、背面に1基のケースファンによって、効率的な冷却ができるようになっている。
前面はフラットで、BTOで光学ドライブ(DVDスーパーマルチドライブまたはBlu-ray Discドライブ)を追加すると上部右側にドライブが装着される(左)。なお、前面のカバーは外すことができ、取り除くとメッシュパネルの奥に3連ファンが見える
本機が採用するマザーボードはIntel Z890チップセットを搭載しており、拡張スロットは3基のPCI Express x16を用意する。ただし、下側の2基(黒いスロット)はPCI Express x4で動作するグラフィックスカードの画面出力端子は、DisplayPortを3基、HDMIを1基搭載しており、4画面の同時出力が可能だ。
USB端子は、前面(天面部分)と背面の合計で11基を装備する。背面にある2基のUSB Type-C端子は、Thunderbolt 4(映像信号はCPU内蔵GPUを利用)にも対応している。
通信機能も充実している。一般的な1000BASE-Tの10倍の転送速度をもつ高速規格「10GBASE-T」対応の有線LAN端子に加えて、Wi-Fi 6E対応の無線LANとBluetooth 5.3を標準で装備している(Intel AX210通信モジュールで対応)。
天面にある端子は、ハンドル奥のスライドカバー内にある(上)。USB Standard-A端子を2基とUSB Type-C端子を1基、ヘッドセット端子(CTIA/ヘッドフォン兼用)という内容だ。電源ボタンは通電時に輪郭が白色LEDで光る
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