長らく買い替えていなかった製品としては、Apple Watchシリーズもそうだ。ここ数年の新機能には特にピンと来ていなかったので、新機種に手を出さず、「Series 4」(2018年発売)と「Series 6」(2020年)を併用し続けていた。ただし、前者はついにOSのサポート期間が終了してしまう。
そんなタイミングでナンバリングが「10」の節目を迎えた「Apple Watch Series 10」が発売された。数世代に一度のボディーデザインが刷新されるタイミングでもあり、一部の文字盤で秒針の常時表示対応などもあった。これは新鮮な気持ちで使えそうだと思って購入した。価格は5万9800円からだが、最小構成で問題ないだろう。
ただし、慣れ親しんだ「シルバー」を選んだが、あとで新色の「ジェットブラック」にしておけば良かったとは後悔した。個人的には後者の方が出来がよいと思う。
使っていて良かったと思うポイントは、充電速度がとても速くなったことだ。家事や入浴の合間に充電器にセットしておくだけで、終日の運用が苦ではなくなった。新OSの目玉機能の1つである「バイタル」アプリでは、就寝時の着用が必要になるので、こうした特徴とも相性が良いだろう。
もし、長く新モデルを買い渋ってきたApple Watchユーザーがいれば、買い替えるのに悪くないタイミングであることを伝えたい。
“仕事しやすい”を追求する変態(?)ガジェットライターの2024ベストバイはこれ!
HHKB Studioの新色「雪」が登場! キー刻印の視認性を上げるカスタムをやってみた 新色登場の背景にはApple Vision Proの存在も
狭い場所でも作業しやすいサンワサプライのペン型マウス「400-MAWBT202」 ChromebookやiPadなどにつないでみた結果
サンワのペン型マウス「400-MAWBT202」を試す 充実の多機能、狭い場所で作業できる喜び
「AYANEO Pocket S」は持っているだけでテンション上がる、至高のAndroidデバイス 実機でいろいろ検証してみたCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.