「Core Ultra 200Uプロセッサ」(開発コード名:Arrow Lake-U)はCore Ultraプロセッサ(シリーズ1)におけるUシリーズの後継モデルで、メインストリームのノートPC向けCPUとなる。搭載製品は、PCメーカーを通して2月から順次発売される予定だ。
基本設計は、先に紹介したCore Ultra 200Hプロセッサと同様で、Pコアが最大2基となり、GPUコアがXe-LPGアーキテクチャ(最大4基)に変更されていること以外に大きな違いはない。
Core Ultra 200Uプロセッサのラインアップは以下の通りだ。全モデル共に、PBPは15W、MTBは57Wに設定されている(★印が付いているものはvPro Enterpriseに対応)。
デスクトップPC向けの「Core Ultra 200Sプロセッサ」(開発コード名:Arrow Lake-S)には、アンロック非対応製品が追加される。搭載PCや一部モデルにおけるリテールパッケージ(箱入りの単体CPU)は、1月13日(米国太平洋時間)から順次発売される予定だ。
Core Ultra 200Sプロセッサ(アンロック非対応)のラインアップは以下の通りだ。PBPは通常モデルが65W、省電力モデル(モデル名末尾に「T」が付くもの)が35Wとなる。モデル名に「F」が付くものは、内蔵GPUが省かれている。vProへの対応は、組み合わせるマザーボードによって異なる(内蔵GPUなしモデルは無条件で非対応)。
【通常モデル】
【省電力モデル】
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