実売6万円台の「GEEKOM NUC A6」は“コスパ最強モデル”なのか 実際に試して分かったこと(2/3 ページ)

» 2025年02月28日 15時00分 公開
[山本竜也ITmedia]
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豊富なインタフェースを標準で装備

 インタフェースは、ボディー正面にUSB 3.2 Gen 2 Standard-A 2基とヘッドフォンジャック、背面にUSB 3.2 Gen 2 Standard-A、USB 2.0 Standard-A、USB 3.2 Gen 2 Type-C、USB 4.0 Gen 3 Type-C、有線LAN(2.5GbE対応)、HDMI 2.0出力×2の各端子を備えている。向かって左側面には、SDメモリーカードスロットもある。

 2基のHDMI出力とUSB4端子、USB Type-C端子を利用すれば、最大4画面の4K(3840×2160ピクセル)の同時出力に対応している。

GEEKOM NUC ミニデスクトップPC A6 片手 Ryzen 7 6800H Radeon 680M Graphics 前面にはUSB 3.2 Gen 2 Standard-A 2基とヘッドフォンジャック、電源ボタンがある
GEEKOM NUC ミニデスクトップPC A6 片手 Ryzen 7 6800H Radeon 680M Graphics 背面には電源端子など豊富な端子類が並んでいる
GEEKOM NUC ミニデスクトップPC A6 片手 Ryzen 7 6800H Radeon 680M Graphics 向かって左側面にSDメモリーカードスロットがある。フルサイズなので汎用(はんよう)性が高い

プロセッサはAMD Ryzen 7 6800Hを採用

 プロセッサには「AMD Ryzen 7 6800H」を搭載する。2022年にリリースされたZen 3+アーキテクチャのモバイル向けAPUだ。2世代前のプロセッサではあるが、8コア16スレッドで動作クロックは3.2GHz(ブースト時は最大4.7GHz)と、十分に現役で通用する仕様だ。

GEEKOM NUC ミニデスクトップPC A6 片手 Ryzen 7 6800H Radeon 680M Graphics APUは、AMD Ryzen 7 6800Hを採用している。Zen 3+アーキテクチャのモバイル向けAPUで8コア16スレッド、ブースト時の最大クロックは4.7GHzだ
GEEKOM NUC ミニデスクトップPC A6 片手 Ryzen 7 6800H Radeon 680M Graphics GPUはCPU内蔵のRadeon 680M Graphicsだ
GEEKOM NUC ミニデスクトップPC A6 片手 Ryzen 7 6800H Radeon 680M Graphics SSDはあまり速くはないが、試用した範囲ではもたつきなど遅さを感じることはなかった

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