Googleが「サードパーティCookie」廃止に向けた取り組みを再変更/Windows 11と10向けの4月度非セキュリティプレビュー更新プログラム週末の「気になるニュース」一気読み!(3/3 ページ)

» 2025年04月27日 07時00分 公開
[山本竜也ITmedia]
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「Google Chrome」にセキュリティアップデート

 Googleは4月8日、デスクトップ向けChromeブラウザの安定チャネルをアップデートした。WindowsおよびMac向けに「135.0.7049.114」「135.0.7049.115」、Linux向けに「135.0.7049.114」が展開されている

Googleがデスクトップ版Chromeブラウザの最新版をリリースした Googleがデスクトップ版Chromeブラウザの最新版をリリースした

 このアップデートには、脆弱(ぜいじゃく)性への対処を含む1件のセキュリティ修正が含まれているが、CVE番号が公開されているのはない。この他、継続的な社内セキュリティ作業により、幅広い修正が行われているとのことだ。

 Chromeが既にインストールされている場合は自動で更新されるが、Chromeのメニューから「ヘルプ」→「Google Chromeについて」を選択すれば手動でも更新できる。

「Windows Server」の一部バージョンに例外パッチリリース

 Microsoftは4月16日(現地時間)、通常スケジュール以外の例外パッチ(OOB:Out-of-Band)を一部のWindows Sever向けにリリースした。

Microsoftが一部のWindows Server向けにOOBパッチをリリースした Microsoftが一部のWindows Server向けにOOBパッチをリリースした

 今回リリースされたOOBパッチの対象は以下の2件だ。

  • Windows Server 2022(KB5059092)
  • Windows Server 2019(KB5059091)

 このパッチにより、4月8日にリリースされた 2025.04 Bコンテナーイメージで発生していた問題が修正される。Hyper-V分離モードで実行されている Windowsコンテナーが、更新レベルがホスティングユーティリティー仮想マシン(UVM) と一致しない場合に起動できない場合があったとのことだ。

 なお、4月11日には以下のOOBパッチも提供されている。

  • Windows 11 バージョン 23H2 および 22H2(KB5058919)
  • Windows Server 2022(KB5058920)
  • Windows 10 Enterprise LTSC 2019 および Windows Server 2019(KB5058922)
  • Windows 10 LTSB 2016 および Windows Server 2016(KB5058921)
  • Azure Stack HCI バージョン 22H2(KB5058920)

 こちらは、Active Directoryグループポリシーのローカルポリシーで、監査ログオン/ログオフイベントが有効になっていて正常に動作しているにもかかわらず、デバイス上では有効と表示されない問題が修正される。

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