プロナビ

AI体験とビジネストレンド機能を網羅した日本HPの「HP EliteBook X G1i 14 AI PC」を試す(3/4 ページ)

» 2025年05月01日 12時25分 公開
[鈴木雅暢,ITmedia]

明るいディスプレイと打ちやすいキーボード、高音圧スピーカーを装備

 ディスプレイは14型の液晶で、解像度は1920×1200ピクセル(WUXGA、アスペクト比16:10)となっている。輝度は400ニトで、一般的なビジネス向けのPCより明るいパネルを採用している。

 さらに輝度が800ニトで、内蔵型プライバシースクリーン(斜めから視認しにくくする)を備えるモデルも用意される。

photo 14型、1920×1200ピクセル表示対応(アスペクト比16:10)の液晶ディスプレイ。最大輝度400ニトで、照明などが映り込みにくいノングレア仕上げだ
photo 画面の角度は約180度まで開く

 キーボードのキーピッチは公称値で約18.7(横)×18.7(縦)mmと、十分な間隔を確保している。ただ、カーソルキーがやや小さい点と電源ボタンが右上端にある点は好みが分かれるところだろう。キーストロークは約1.3mmで、スイッチの感触は良好で長文入力にも耐える品質だ。

photo キーピッチは縦横とも約18.7mm、キーストロークは約1.3mm(いずれも公称値)。カーソルキーはやや小さい。右上端部に指紋センサーを一体化した電源ボタンを装備する。見た目は他のキーと似ているが、スイッチ機構は異なっており、電源操作はしっかり押さないと反応しないよう配慮されている
photo キーボード手前には大きなタッチパッドがある。操作感は良い意味で普通。スムーズな滑りでタッピングの感度も良好だ
photo 白色LEDのキーボードバックライトも搭載している
photo 画面上部にはWebカメラ(約500万画素)、顔認証用のIRカメラを装備している
photo プライバシーシャッター付きで、意図しない映像配信を確実に防げる

 スピーカーはキーボードの左右と前面底部両端に配置された4スピーカー構成だ。約1.19kgの薄型軽量ノートPCとは思えないような迫力のあるサウンドを再生できる。最大の音圧も非常に高く、30〜40人入れるような部屋での会議や授業などでも別途スピーカーなしで使えるレベルだ。

NPUを活用できるローカルAIアプリや先進機能が満載

 HP EliteBook X G1i 14 AI PCは、47TOPSのNPUを含むCore Ultra 7 258Vを搭載したAI PCであるため、NPUを活用したローカルAIアプリによる先進の体験ができる。

 カメラ映像にリアルタイムに高度な効果を適用できる「Windows スタジオ エフェクト」、ラフスケッチとテキストで画像を生成できる「コクリエイター」など、OS標準のローカルAI機能が利用できる他、HP独自のAIアプリとして「HP AI Companion」(β版)、「Poly Camera Pro」も導入されている。

 HP AI Companionは、OpenAIが開発した言語モデル「GPT-4o」ベースのAIアシスタントで、対話型インタフェースでの質問(Discover)の他、文書の要約や比較(Analyze)、PCの設定最適化(Perform)の3つのセクションが用意されている。

 Poly Camera Proは、背景ぼかしやフィルター、フレーミング調整、透かし表示など、凝った効果をリアルタイムで適用できる。効果の適用にNPUを活用するためCPUやGPUへの負荷が少なく、消費電力を削減できるため、長時間のビデオ会議でもPCの性能低下やバッテリー持続時間への影響を最小限に抑えられる。

 その他、生産性向上やセキュリティやプライバシーの確保に貢献するさまざまなツールが導入されている。f

photo ラフスケッチとテキストで画像を生成できる「コクリエイター」。ARM版Windows 11だけが利用できていた機能だが、x64版でも利用できるようになった
photo HP独自のビデオ会議アプリ「Poly Camera Pro」も導入。背景や透かしのテンプレートも充実している(人物のボカシは編集部によるもの)
photo HP独自のAIアシスタント「HP AI Companion」(テスト時点でβ版)がプリインストールされている
photo myHPユーティリティーでは、パフォーマンスモードの選択やマイクのノイズキャンセリング、のぞき見を検知して画面を自動でぼかしてくれる機能などの設定ができる
photo Poly Lensユーティリティーでは、癒やしの音楽を再生したり、水分補給や休息をとるためのアラートを警告したりするといった機能の設定もできる
photo マルウェアからの攻撃に備える。独自のセキュリティ機能群「Wolf Security」も搭載している

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月24日 更新
  1. “置き場所に困る”大容量ポタ電の壁を打破! 冷蔵庫を3日動かすEcoFlow「DELTA Gen4」シリーズが日本上陸 (2026年10月23日)
  2. 若者向けのカラフルな新「Dell 14S」が日本上陸 11月1日まで4.5万円引きの14万9800円から (2026年10月22日)
  3. 折りたたみ型から薄型まで! スマホやタブレットで“本気”の文字入力に使える持ち運び用キーボードを選ぶコツ (2026年10月23日)
  4. FCCLが「FMV Keyboard X」の一般販売を開始 ハイスペックマウス「FMV Mouse X」も同時発売 (2026年10月22日)
  5. 「Galaxy Watch9」を1週間使って分かったこと Pixel Watchと比べた使い勝手は? (2026年10月23日)
  6. 「iPhone Duo」を1週間使って分かった、全部盛りではない“上質さ” 心地いい開閉ヒンジの内部を見るために“非破壊検査”してみた (2026年10月21日)
  7. 天空が12月25日に発売する「GPD WIN Max 3」国内正規版 実機に触れてきた (2026年10月23日)
  8. 約22万円の新型「Mac mini」で初めてのローカルAI体験 ストレージの価格高騰対策にピッタリかも (2026年10月20日)
  9. スマホは「バッグの中」から「外」へ AULUMUのスリングバッグ2種で移動時のプチストレスを解消した (2026年10月22日)
  10. PFUから33万円キーボード「HHKB Professional Elite」登場! 英語配列のみで有線特化の“原点回帰” 全世界300台限定 (2026年10月22日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー