アイロボットのロボット掃除機「ルンバ」の新型が好調な売れ行き その理由を解き明かす(1/3 ページ)

» 2025年05月16日 17時50分 公開
[大河原克行ITmedia]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 アイロボットジャパンが4月18日に発売したロボット掃除機「Roomba(ルンバ)」の新シリーズが、好調な滑り出しを見せている。

 同社によると、発売4週間の累計販売台数は、ゴミ収集機能付き中価格帯モデルが、従来モデルの約3.4倍となる237%増となった他、AutoWash 充電ステーション付きの高価格帯モデルは約2倍となる98%増という高い伸びを見せたという。高機能モデルの「Roomba Plus 505 Combo」については、家電量販店とオンライン販売共に好調であることも強調する。

新製品群 アイロボットジャパンが発売したロボット掃除機「ルンバ」シリーズの新製品群

オンラインでもオフラインでも好調な滑り出しの新ラインアップ

 この好調ぶりについて、アイロボットジャパンは「ハイエンドモデルを中心に、驚くほどの売れ行きとなっている。顧客ターゲットごとに幅広いラインアップをそろえたことも、量販店の店頭では評価されている。『Amazon Vine 先取りプログラム』のレビューでも、全ての製品で4.5以上という高い評価をもらった。価格設定に対する反応も良く、確かな手応えを感じている」とコメントした。同社はAmazon Vineにおける評価を「4.0」を目標としていたのに対して、トータルで「4.6」に到達している。

 現在、新しいルンバは全国の家電量販店(約1700店舗)で展示/販売されており、フルラインアップでの展示を行う店舗も増加しているという。ただし「Roomba Plus 405 Combo + AutoWash 充電ステーション」と「Roomba 105 Combo + AutoEmpty充電ステーション」はオンライン限定販売となっている。

 4月18日からルンバが発売している新製品は6機種9モデルに及び、機能や価格帯によって、エントリーモデル、ミッドレンジモデル、フラッグシップモデルの3つのカテゴリーで構成している。アイロボットがフルラインアップを一斉に刷新したのはこれが初めてのことだ。

評価 Amazonにおけるレビュー評価の集計(5月2週目時点)

コスパの良さが光るエントリーモデル

 エントリーモデルでは「Roomba 105 Combo ロボット」「Roomba 105 Combo + AutoEmpty充電ステーション」「Roomba 205 DustCompactor Combo ロボット」の3モデルを用意した。エントリーモデルは日本市場を特に意識して開発されたカテゴリーで、1人暮らしや間取りがシンプルな家庭を対象にしている。価格は3万9440円からというコストパフォーマンスの高さが人気の秘密だという。

 これら3モデルについて、アイロボットジャパンは以下のように語る。

 Amazonのレビューでは「Roomba 105 Comboはコスパモンスター」という表現がされている他、動作が想像以上に静かであることや、アプリの使いやすさが評価されている。「Roomba 205 DustCompactor Combo」は、小型化した充電ステーションをベッドの下に設置できる点や、壁ギリギリの場所も掃除ができる点に評価が集まっている。

 量販店店頭では日頃「コロコロ」で掃除していたという20代男性が、コロコロの消費が早いからRoomba 105 Comboを購入したという事例があった他、エントリーモデルでありながらも水拭き機能を搭載していることを評価してもらった事例もある。(最廉価モデルで)3万円台の価格帯であることから、友人の結婚祝いに贈ったというケースもあった。

 Roomba 205 DustCompactor Comboについては、ゴミ圧縮機能の良さやベッドの下に設置できる点が評価されており、3〜4万円の予算枠で訪れたお客さまでもアップセルしやすい(より高価でも手に取りやすい)という声を販売店からいただいている。

105 Combo 4万円を切る価格で水拭き機能が付いているRoomba 105 Comboは、そのコストパフォーマンスの高さが受けている
       1|2|3 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年02月13日 更新
  1. 6500円でデスクに新風! Thermalrightの小型液晶がヒット、背景にメモリ高騰? (2026年02月09日)
  2. ワコムが安い? 驚きの2025年を振り返り メモリ高騰におびえる2026年の「自作PC冬眠」と「次世代CPU」への期待 (2026年02月12日)
  3. 手のひらサイズの小型PCがお得に! GEEKOMが「冬セール」を開催中 (2026年02月12日)
  4. キンタロー。も驚くほぼ「入力ゼロ」の“次世代”確定申告 2026年の弥生は3つのAI活用とデスクトップ製品強化を両輪に (2026年02月12日)
  5. 新ARグラス「XREAL 1S」を試す 解像度と輝度が向上、BOSEサウンドで没入感アップ “3D変換”も大きな魅力 (2026年02月10日)
  6. 元Appleのジョナサン・アイブが手掛けるフェラーリ初EVの内装デザイン公開 物理ボタンとデジタルの融合 (2026年02月10日)
  7. アイ・オー、拡張ドック機能を備えたType-C接続対応の27型4K液晶ディスプレイ (2026年02月12日)
  8. PC値上げの波はVAIOにも? 糸岡社長が明かす「マウスエフェクト」への対応とブランド価値の向上 (2026年02月13日)
  9. 「雲」から降りてきたAIは「パーソナル」な存在になれるのか――開催から1カ月経過した「CES 2026」を振り返る (2026年02月12日)
  10. マウス社長が3日間“フル参戦”した理由とは? 大阪・梅田のど真ん中で起きた“eスポーツ×地域振興”の化学反応 (2026年02月11日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年