プロナビ

NVIDIAがWindowsのAI推論をより簡単かつ高速化できる「TensorRT for RTX」を開発 Windows 11でプレビューCOMPUTEX TAIPEI 2025

» 2025年05月20日 12時50分 公開
[井上翔ITmedia]

 NVIDIAは5月20日(米国太平洋夏時間)、Windowsに特化したAI推論ライブラリ「NVIDIA TensorRT for RTX」を開発したと発表した。Microsoftが提供するWindows 11向け「Windows ML」の一部としてプレビュー提供が始まっており、6月中にはNVIDIAからもSDK(開発者キット)が提供される予定だ。

NVIDIA TensorRT for RTX NVIDIA TensorRT for RTX

 TensorRT for RTXはWindows MLに組み込めることが特徴で、Windows MLの標準API(ライブラリ)である「DirectML」と比べると最大2倍のパフォーマンスを発揮できるという。Tensorコアを統合した全てのNVIDIA製GPU(「RTX」という名称が含まれているもの)に対応していることも特徴だ。

 Windows MLの一部として提供されるため、推論エンジンを事前にコンパイルする必要がないことや、ライブラリを事前にダウンロードしておく必要がないことがメリットだ。

 NVIDIAによるとTensorRT for RTXは一部の開発者に先行提供されており、フィードバックの結果も良好だという。開発者がより気軽にTensorRTを活用でき、一般ユーザーが気軽に生成AIのメリットを得られる手段として普及が進む可能性がある。

メリット TensorRT for RTXの仕組み。Windows MLが推論演算するハードウェアのアーキテクチャに応じてライブラリを切り替える機構を導入したことを受けた取り組みだ
比較 「GeForce RTX 5090」でDirectMLを使った場合と比べると、平均で1.5倍、最大で2倍のパフォーマンス向上を確認できたという

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年05月18日 更新
  1. IntelとAppleがチップ製造で暫定合意か/Microsoft製品の「Copilot」アイコンがフローティング表示に共通化 (2026年05月17日)
  2. ノートPCの作業領域を劇的に広げる「15.6型 折りたたみトリプルディスプレイ」がタイムセールで8万982円に (2026年05月15日)
  3. 8TB SSDがまさかの50万円超え!? 連休明けのアキバで目立つストレージ高騰と注目の特価マザー (2026年05月16日)
  4. 持ち運べる21型相当のディスプレイ! 14型×2画面でコスパに優れるアイ・オーのモバイルディスプレイ「LCD-YC1412DX」を試す (2026年05月14日)
  5. 「MacBook Neo」は「イラスト制作」に使えるか? Appleが仕掛ける“価格の暴力”を考える (2026年05月12日)
  6. 高騰続くパーツ市場、値札に衝撃を受ける人からDDR4使い回しでしのぐ自作erまで――連休中のアキバ動向 (2026年05月11日)
  7. PCの自作やアップグレードに適した「CORSAIR VENGEANCE RGB DDR5-6000 32GBキット」が15%オフの6万3490円に (2026年05月15日)
  8. カバンに収まるコンパクトな「Ewin 折りたたみ式ワイヤレスキーボード」が32%オフの4746円に (2026年05月13日)
  9. ノートPCもキーボードも丸ごと運べる! 収納付き膝上テーブル「デスクエニウェア2」を試す (2026年05月15日)
  10. FIIO、円形パネルを備えたエントリー仕様のデジタルオーディオプレーヤー (2026年05月15日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年