SWITCHBOTが、自社のスマートロック製品と組み合わせて使える「SwitchBot 顔認証パッド」(1万6980円)を発売しました。筆者の手元に直販サイトで購入した製品が届いたので、早速自宅に取り付けてみました。
筆者の自宅は現在、「SwitchBot ロック Pro」(2台)と「SwitchBotキーパッドタッチ」を取り付けています。外出先から帰ってきたらドアの前で指紋センサーに指を押し当てて解除する──これが家族全員で当たり前になっており、読み取り精度も高いので非常に満足して使えています。
強いて言えば、指紋センサーに指を約3秒ほど押し当て続けなくてはいけないのが少し面倒で、買い物袋や荷物などを両手に抱えている場合は不便でした(ぜいたくな悩みですね)。そこで新しいSwitchBot 顔認証パッドを導入すれば、近づくだけで顔を読み取って解錠してくれるのではないか、というのが購入の動機です。
SwitchBot 顔認証パッドはSwitchBotキーパッドタッチの約2.5個分に大型化しましたが、モーション検知センサーや顔認証センサー、キーパッド、NFCリーダー、指紋センサー、表示ランプ、スピーカー、充電用のUSB Type-Cポートなど、機能が盛りだくさんとなっています。
本体の他に、以下の付属品があります。
セットアップは簡単です。本体をUSB Type-Cケーブルで充電をしてから、背面にあるスライドスイッチを操作して電源を入れます。SwitchBotアプリにデバイスを登録したら、玄関の壁に台座を設置して本体を取り付けます。
壁への取り付けは、両面テープまたはネジで取付プレートAを固定して、本体をカチャッとはめ込みます。両面テープは簡単ですが、長年取り付けると跡が残ってしまうため特に賃貸の場合は注意が必要です。一方で、ネジを使う場合はネジ穴を開けるための電動ドリルや約6mmのドリルビット、ハンマーが必要となります。
我が家は道具がそろっているのでネジで固定しています。SwitchBotキーパッドタッチを取り付ける際のネジ穴を流用できるかなと思ったのですが、穴の間隔が広がっているため、新たに穴を開ける必要がありました。
さらに、充電などで取付プレートAから本体を取り外す際、本体右側に取り外し用のピン(SIMピンで代用できます)を差し込む穴があるため、約6cmほどのスペースを開ける必要があります。
しっかり水平を取って取付プレートAを固定できれば、本体もしっかりと固定されます。うまく取り付けられると気持ちがいいものですね。
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