まるで電源ケーブルレス! “魅せる”にこだわったGPUやマザボが目立つGIGABYTEブースCOMPUTEX TAIPEI 2025(1/2 ページ)

» 2025年05月22日 17時25分 公開
[モリケンITmedia]

 COMPUTEX TAIPEI 2025で、GIGABYTEはVIPルームと南港展示場ホール1に出展していた。2024年に引き続き注目を集めるAI関連製品の他に、自作PCユーザー向けにも注目の新製品が展示されていたので紹介しよう。

photo COMPUTEX TAIPEI 2025のGIGABYTEブース

電源ケーブルが見当たらない「AORUS GeForce RTX 5090 STEALTH ICE 32G」

 まずはグラフィックスカードの「AORUS GeForce RTX 5090 STEALTH ICE 32G」だ。見た目も美しい最上位製品だが、本来であれば本体中央付近に目立つ電源ケーブルが見当たらない。

photo 「AORUS GeForce RTX 5090 STEALTH ICE 32G」
photo 電源ケーブルが見当たらない……?

 製品名でステルスを名乗っている通り、これは電源コネクターの位置を変えることで目立ちにくくしている。夏ごろに登場予定ということだが、もっと手軽な下位モデルの製品にも、同様のデザインが採用されることを期待したい。

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 既に発表済みではあるが、同ステルスシリーズのマザーボード最新作「X870 AORUS STEALTH ICE」と「B850 AORUS STEALTH ICE」も展示されていた

photo 「X870 AORUS STEALTH ICE」(左)と「B850 AORUS STEALTH ICE」(右)
photo 電源コネクターなどを全て背面側に配置している

 通常は表にある電源コネクターなどを、全て背面側にした見た目重視のマザーボードとなっている。対応ケースが必要になるが、表からの見た目がスッキリする上に、裏面にコネクターが来ることによって接続がしやすく、より組み立てが楽になるのもポイントだ。

 その他にも5月20日に発売されたロープロファイルで4画面出力対応の「GeForce RTX 5060 OC Low Profile 8G」や、2スロットで3連ファンの「AORUS GeForce RTX 5060 ELITE 8G」が展示されていた。

photo 「GeForce RTX 5060 OC Low Profile 8G」
photo ロープロファイルで4画面出力対応になっている
photo 「AORUS GeForce RTX 5060 ELITE 8G」
photo 2スロットで3連ファンとなる

 マザーボードでは、CPUのパフォーマンスを引き出すX3D Turbo Mode 2テクノロジーに対応した「X870E AORUS MASTER X3D ICE」を展示していた。パフォーマンスだけでなく組み立てのしやすさもさらに向上し、PCI-Expressスロットの着脱、PCI-Express直下のM.2ヒートシンクが着脱しやすいボタンを装備している。ヒートシンクには磁石が取り付けられているので位置も調整しやすい。また、USBポートの数が多いことにも注目だ。

photo 「X870E AORUS MASTER X3D ICE」
photo PCIE直下のM.2ヒートシンクが着脱しやすいボタンを装備
photo ヒートシンクには磁石が取り付けられている
photo USBポートの数も多い

 X3Dシリーズは、他にもAORUS PROシリーズ、AORUS ELITEシリーズがラインアップにある。

 他にもキャラクターデザインの入ったB850チップセット搭載のMicroATXマザーボード「B850M AORUS ELTE WIFI7 ICE-P」や、CAMM2メモリーを採用したオーバークロッカー向け「Z890 AORUS TACHYON ICE C2」も展示されていた。これらは年内にリリース予定とのこと。

photo 「B850M AORUS ELTE WIFI7 ICE-P」
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photo 「Z890 AORUS TACHYON ICE C2」
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