「Frame 5000D」は、既に販売済みの「Frame 4000」シリーズよりも一回り大きいATXケースだ。420mmラジエーターのサポートや140mmファンを最大10基取り付けられる。このFrameシリーズはフレームが交換可能で、さまざまなオプションが登場する予定となっている。今回はサイドパネルの交換オプションとしてタッチ対応の液晶ディスプレイを取り付けていた。この液晶パネルは単品で販売予定だという。
タッチ対応の液晶ディスプレイは「XENEON EDGE」という製品で、画面サイズは横長の14.5型(2560×720ピクセル)、5点マルチタッチ操作に対応している。モニターの下や上に置き、サブディスプレイとして使える。
CORSAIRはレーシングシミュレーターのブランド「FANATEC」の展示もしているが、ステアリングコントローラーの横に操作ボタンとしてXENEON EDGEを配置していた。また同社の配信機材ブランド「Elgato」では、バーチャルStream Deckの表示ディスプレイとして使えることもアピールしていた。
「Frame 4500X」は曲面ガラスを使ったピラーレスATXケースで、この曲面に合わせて上部から右下に向かってラインを複数描いたようなデザインが施されている。曲面ガラスを使ったケースが増える中でも、個性をしっかりと出していた。
配信やデスクトップのドレスアップなどによく使われるショートカットキーデバイス「Stream Deck」のモジュール版が登場する。ハードウェアのガワをなくし、主に表示部分のみを販売するという試みで、他のさまざまなハードウェアに組み込んで使える。一部ユーザーが「通常の製品を分解して、通常では設置できないような場所に組み込んでいる」という声を受けて商品化したという。
タッチパネルの液晶と組み合わせて1つにしたり、木枠でケースを作ったりなど、かなり自由度が増す。CADデータも公開されているので、製品発売前にケースを作っておくことも可能とのこと。
その他にも横にコネクターを配置した電源HX SHIFTの最新モデルの展示や、コンセプトとしてフル水冷対応のOPEN FRAMEの展示も行っていた。
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