スペシャルデーも終了時刻が迫ってきたので、招待された家族の中から2組の子どもたちに話を聞いた。
まずは、パソコン工場で驚きのパフォーマンスを見せたなゆさんからだ。
なゆさんは「(メモリやグラフィックカードの差し込み)は硬かったし、手が滑っちゃうので、力を入れるところが難しかった」と語る。「上手に作れないかと思っていたけど、電源を入れるとキラキラ光ったのでうれしかった」という。
実は、なゆさん(と両親)は、キッザニア東京のリピーターでもあり、何度も来たことがあるという。お仕事するのが楽しい――心が洗われるようなコメントだ。
「やったことがないこと、難しいことをやってみるのが好き」と語るなゆさんは、ゲームクリエイターのパビリオンがお気に入りだという。しかし「将来なりたいものは?」とたずねたところ、「ケーキ屋さん」と答えた。今回のスペシャルデーでも「パティスリーショップ」を体験したといい、実際に作ったクレープを見せてくれた。
次に話を聞けたのは、“りつほ”さん(もうすぐ5歳)だ。スペシャルデーでは「(パソコン工場の前に)お花屋さんと、ピザ屋さん、アイスクリーム屋さんをやった」と教えてくれた。
パソコン工場を体験した感想をたずねたところ、「最後にパァーッと光ってきれいだった」と語ってくれた。PC組み立ては初めてであるものの(4歳なのだから当然である)、父親のPCを使って英会話のレッスンを受けているという。
パソコン工場の外から見ていたりつほさんの両親は「意外と集中していた。普段は見られない姿を見ることができた」とうれしそうだ。
ちなみに、りつほさんが将来なりたいものは「お化粧屋さん」だという。取材に応じてくれた後、両親と共に「ビューティスタジオ」へと向かっていた。
なゆさん、りつほさん、インタビューに答えてくださり、ありがとうございました。
キッザニア東京の各パビリオンで子どもたちをサポートするスタッフは、全てキッザニアに所属している。パビリオンごとに出展企業の監修を受けつつ、子どもに適する形の「職業体験」としてアレンジして提供しているという。しかも、きめ細やかなサポートをしてくれる。
パソコン工場パビリオンの場合、キッザニアのスタッフたちがマウスコンピューターの工場スタッフから直接指導を受けた上で、職業体験に落とし込んだそうだ。
子どもたちでも無理のない範囲で達成感を味わえるよう創意工夫をしているパビリオンスタッフたちは、軣社長のあいさつにあった「自分が何を目指したいのかという道筋を見いだすのに貢献」しているというわけだ。
これからも「仕事が大好き」と堂々と言える子どもたちがここから生まれてくるのだろうな、とすがすがしい気持ちでキッザニア東京を後にしたのであった。
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