うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、7月13日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!
Microsoftは7月16日、「Windows 11」と「Windows Server 2025」の最新メディアにおいて、組み込みのWindowsアプリを最新版にアップデートしたと明らかにした。2025年6月以降に更新されたメディアを使用してインストールすれば、初回起動時から最新版のアプリが利用できる。
これまで新しくWindowsをインストールすると、プリインストールされた標準アプリが古いバージョンのままのため、Microsoft Storeから大量のアップデートをダウンロードする必要があった。この問題を解決するため、同社は2025年6月以降、月次でメディアを更新し、最新のアプリバージョンをすぐに利用できるようにするという。
なお、Windows 11 バージョン 24H2では、電卓、カメラ、ペイント、メディアプレーヤー、メモ帳、切り取り&スケッチツール、Xbox Game Bar、Windows Securityなど、計36個のアプリが最新版に更新されている。Windows Server 2025では、App InstallerとWindows Securityの2つのアプリが更新対象となる。
AIエディター「Windsurf」を開発するWindsurfは7月11日、Googleとの新たな契約を交わしたと発表した。この契約の一環として、ヴァルン・モハンCEOをはじめとする一部のR&DチームメンバーがGoogleに移籍する。Windsurfに関しては、6月にOpenAIによる買収交渉が報じられていた。
経営陣を含め、主要なR&Dメンバーが抜けるWindsurfだが、「Windsurfの世界クラスチームの大部分は、引き続きWindsurf製品の構築に専念し、顧客がこの技術の導入による利益を最大化できるよう支援する」と説明している。
また、経営陣の変更に伴い、事業運営責任者のジェフ・ワン氏がWindsurfの暫定CEOに、グローバルセールス担当副社長のグラハム・モレノ氏が新社長に就任する。
CNBCの報道によると、GoogleはWindsurfに投資するわけではないが、Windsurfの特定の技術に対する非独占的ライセンスを取得する予定とのこと。なお、Windsurfは今後も自社の技術を他社にライセンス供与する権利を有するとしている。また、GoogleはWindsurfに24億ドル(約3467億円)を支払うとされる。
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