サムスン電子ジャパンは8月25日、新型Androidタブレット「Samsung Galaxy Tab S10 Lte」を発表した。同社の直販(Samsungオンラインショップ/Galaxy Harajuku/Galaxy Studio Osaka)の他、Amazon.co.jp、楽天市場、ヨドバシカメラ、ビックカメラ、ヤマダデンキ、上新電機(ジョーシン)で販売される予定で、9月4日から予約を受け付ける。発売予定日は9月19日だ。
Galaxy Tab S10 Liteは、「Galaxy Tab S10シリーズ」のエントリーモデルで、4月に発表された「Galaxy Tab S10 FE/FE+」よりも手頃な価格を実現している。「世界中のより多くの人々に、日常での実用的な機能を提供するために開発」されたという。海外では5G対応モデルもあるが、日本ではWi-Fiモデルのみを投入する。
廉価モデルではあるもののスタイラスペン「Sペン」も付属しており、Googleの「かこって検索(Circle to Search)」なども便利に使えるとしている。
プロセッサ(SoC)は、Samsung Electronics製の「Exynos 1380」を搭載している。これは2023年10月に発売された「Galaxy Tab S9 FE」と同じもので、CPUコアは合計8基構成(Cortex-A78×4+Cortex-A55×4)、GPUコアは「Arm Mali-G68 MP5」を備える。メモリは6GB、内蔵ストレージは128GBとなる。外部ストレージとしてmicroSDメモリーカードを搭載することも可能だ。
OSはAndroid 15をプリインストールする。他のモデルと同様に、最大7世代分のOSバージョンアップと、グローバル公開日から7年間のセキュリティ更新の対象となる。ただし、バージョンアップを含む更新のタイミングは、市場によって異なる場合がある。
本製品には以下のアプリの無料ライセンスや割引購入権が付帯している。
(※1)PROプランは月額480円または年額3000円から、EXプランは月額980円または8300円から。無料体験終了後、初回サブスクリプションを20%引きで利用可能
ディスプレイはタッチ操作とペン入力に対応する10.9型TFT液晶で、パネル解像度は2112×1320ピクセル(※2)、リフレッシュレートは最大90Hz、輝度は最大600ニト(ビジョンブースター利用時)となる。スピーカーは2基(ステレオ)構成で、Dolby Atmosによるサラウンド再生にも対応する。
アウトカメラは約800万画素、インカメラは約500万画素となる。
(※2)画面四隅のカーブとインカメラ回りのパンチホールを考慮に入れない場合の数値
外部接続/充電端子はUSB 2.0 Type-Cで、USB PD(Power Delivery)による急速充電にも対応する。データ転送や充電に使えるUSB 2.0 Type-Cケーブルも付属する。バッテリー容量(定格値)は8000mAhとなる。
ワイヤレス通信はWi-Fi 6(2.4GHz帯/5GHz帯のIEEE 802.11ax)とBluetooth 5.3に対応する。
ボディーカラーはグレー、シルバー、コーラルの3種類で、取り扱い販路によって以下の通り異なる。
サイズは約254.3(幅)×165.8(高さ)×6.6(厚さ)mmで、重量は約524gとなる。
本製品の発売を記念して、各販路では「発売記念キャンペーン」を開催する。期間中、正規販路で本製品を購入(予約)すると、通常価格から6600円引きで購入できる。
なお、本キャンペーンの期間は販路によって異なり、直販では9月4日午後6時から10月29日午前9時59分までとなる。
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