アイロボットジャパンは8月27日、新型のロボット掃除機「Roomba Max 705 Combo ロボット + AutoWash 充電ステーション」を発表した。29日の発売を予定しており、直販価格は17万9800円となる。直販サイトでは「ロボットスマートプラン+」によるサブスクリプション(レンタル)も受け付けており、その場合は月額7980円で利用可能だ。
「Roomba Max 705 Combo」は、4月にラインアップを刷新したロボット掃除機「Roomba(ルンバ)」のフラグシップモデルとして投入される。「徹底した清潔感にこだわる人」をメインターゲットとしており、吸引と水拭きの両面で「Roomba最強」を目指したという。
本製品はローラー式水拭きモップ「PowerSpin ローラーモップ with PerfectEdge」と、左右一対のエッジブラシを、Roombaとしては初搭載していることが特徴だ。ローラー式水拭きモップは、これもRoomba初となる「温水拭き掃除」「洗剤による拭き掃除」「セルフクリーニング対応」を果たしただけでなく、他社にはない特徴としてカーペットに乗り上げた際の水垂れを防ぐ「ローラーモップカバー」を備えている。
掃除機としての吸引力は、メーカーの方針で具体的な単位(Pa:パスカル)では明示していないが、自社の「Roomba 600シリーズ」比で最大175倍だという。
洗剤による拭き掃除を利用する際は、純正の「StayClean 床用濃縮洗剤」を利用する。水で200倍程度に希釈して使うタイプで、直販価格は300ml(約160回分)で4500円だ。なお、本製品には試供品として30ml(約16回分)のミニボトルが付属する本体には高性能な「ClearView Pro LiDAR」センサーを搭載しており、同社が開発した「PrecisionVision AI テクノロジー」を併用することで障害物の認識と自動回避も可能としている。アプリを使うことで、間取りや家具を立体的に表現される3Dマップを使った掃除の可視化もしやすくなっている。
AutoWash 充電ステーションは、その名の通りモップの洗浄(温水対応)/乾燥や掃除機本体への水や洗剤の供給も可能な多機能型で、ゴミは標準的な環境で最長75日分を保管可能だ。
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