iPhoneやAndroidスマートフォンで撮影した写真をPCで編集するのに、クラウド経由で取り込んでいるという人は少なくないと思う。少なくとも、筆者は写真データを(Wi-Fi環境下で)Google フォトにアップロードし、アップロード後にPCでGoogle フォトを開いてダウンロードしている。
こうした手間を解消するのが、USB Type-C/USB Standard-A端子を搭載するストレージだ。
バッファローが販売を予定しているUSBメモリ「RUF3-ACRシリーズ」は、まさにそのようなニーズにかなうアイテムである。本製品の他、USB Standard-AでもUSB Type-Cでも使えるスティックタイプのSSDを借用できたので、それらの使い勝手を試していく。
RUF3-ACRシリーズは、USB Type-CとUSB Standard-A両対応のUSBメモリだ。USB 3.2(Gen 1)/USB 3.1(Gen 1)/3.0/2.0接続に対応する。USB Standard-A側にはキャップが、USB Type-C側には回転式カバーを搭載しており、キャップを外す必要がない分、USB Type-Cの方が使い勝手が良い。
ストレージ容量は32GB/64GB/128GB/256GBのモデルを備え、いずれもフォーマット形式はスマートフォンでもPC(Windows/macOS)でも使いやすいexFATだ。予想実売価格は順に1980円/2680円/3980円/6480円と購入しやすい。なお、今回試したのは、128GBタイプのRUF3-ACR128G-BKだ。
別途無料で公開されているiOS専用アプリ「写真バックアップ」をインストールしておけば、iPhone内の写真を簡単にバックアップできる。本アプリは他のバッファロー製ストレージでも使えるものがあり、後述する「SSD-SCHU3Aシリーズ」や「SSD-SDHU3シリーズ」でも同様だ。
一方の「SSD-SCHU3Aシリーズ」は、2024年10月下旬に発売されたスティックタイプのSSDで、読み出し速度は毎秒1050MB、書き込み速度は毎秒900MBと高速なストレージだ。容量は250GB/500GB/1TB/2TBモデルがあり、フォーマット形式はexFATとなっている。なお、今回試用したのは1TBモデルの「SSD-SCH1.0U3-BA」である。
新モデルの「SSD-SDHU3シリーズ」は、9月中旬に販売開始予定のスティック型のSSDだ。250GB/500GB/1TB/2TB容量のモデルが用意されており、価格は順に8480円/1万2480円/1万8480円/3万980円の見込みだ。
読み出し速度は毎秒1050MB、書き込み速度は毎秒950MBだが、250GBモデルのみ、書き込み速度は毎秒900MB以上となっている。ここで使ったのは500GBモデルで、製品名は「SSD-SDH500U3-BA」だ。
ではさっそく使ってみよう。
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