iOSでは、写真を含め本体に保存したデータを外付けストレージへコピーするのに、選択してから共有アイコンをタップし、「ファイルに保存」から保存先を選ぶ必要がある。たまに行う程度であれば大した手間と感じないが、ひんぱんに行うとなるといくつもの手順を踏むのがまどろっこしくなるし、どこまでバックアップしたか確認するのも手間だ。
しかし、写真バックアップアプリなら、選ぶ手間を省いて、アプリを立ち上げて対象ストレージをつなぐだけでかんたんにバックアップを取れるという。その手軽さを体験すべく、まずはアプリをインストールした。
インストールが済んだら、アプリを開いて指示に従って進めていく。バックアップに使用したのは、スティック型SSDのSSD-SDH500U3-BAだ。
途中、ストレージ選択のステップで「差しているのに、表示されない!」と焦ったが、いったん「ブラウズ」に戻ることで、SSD-SDHU3を発見できた。
後は、バックアップしたいファイルの種類を「写真とビデオ」「写真」「ビデオ」から選んでバックアップを開始するだけだ。
バックアップ中は、装着したストレージを抜かないように注意したい。また、本アプリから別のアプリへと遷移してしまうと中断してしまうので、できればそのままPCを触らない方が良い。万が一、抜いてしまった/抜けてしまったとしても焦る必要はない。そこで一時中断されるだけなので、再度つなげば途中から再開してくれる。
筆者が試しにバックアップした43.46GB分のファイルコピーにかかった時間は59分だった。
次回以降は、アプリを立ち上げてから、使ったことのあるバッファロー製ストレージ(ここではSSD-SDH500U3-BA)を差し込むだけで、自動的にバックアップが始まり、差分がコピーされる。
懸念点として挙げたいのは、接続したストレージを外したいのに、「マウント解除」もしくは「接続解除」といったメニューがないところだ。結論から言えば、そのまま抜いてしまっても問題ないのだが、PCに慣れているユーザーのために(そのまま取り外せる仕様は維持しつつ)、「接続解除」メニューを作ってもらえるとありがたい。
ちなみに、USBフラッシュメモリのRUF3-ACR128G-BKで行ったところ非常に時間がかかってしまった(速度が違うから当然と言えば当然だが)。こちらを利用する場合は、寝る前などにセットしておいた方が良いだろう。また、バックアップ中にiPhoneのバッテリーが尽きてしまうかもしれないので、満充電にしてから行うか、MagSafe充電台などを活用することをお勧めする。
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