DAIV KM-I7G7Tは、新型のミニタワー型シャシーを採用している。
おなじみのDAIV FXシリーズが採用するフルタワー型ケースは、クリエイターの声を反映して設計されたもので、取っ手の付いたデザインなどが好評を博しているが、一方で「より小型で扱いやすいものが欲しい」という要望もあり、今回のKMシリーズはそれに応えた。
このミニタワー型シャシーの具体的なボディーのサイズは約215(幅)×465(奥行き)×380(高さ)mmだ。従来のフルタワー型(約220×530×525mm、突起物含む)と比べるとかなりコンパクトになっている。
外観のイメージをフルタワー型から継承しつつ、microATXフォームファクターを採用、小型化に伴って取っ手やキャスターは省かれているが、前面や脚部などが手がかかりやすい形状になっていて、設置や移動も比較的楽にできる。
また、240mmラジエータの水冷クーラーが搭載できる他、グラフィックスカードのスタビライザー、着脱式フィルターを備えるなど、拡張性、冷却拡張性や安定性にもしっかり配慮した内容なので、かなりハイスペックな構成でも安心して高負荷運用できる。
グラフィックスカードの画面出力端子は、DisplayPortを3基、HDMIを1基搭載しており、4画面の同時出力が可能だ。
USBポートは、前面(上部面最前部)と背面の計11基を装備している。背面のUSB Type-Cは、Thunderbolt 4(映像信号はCPU内蔵GPUを利用)にも対応している。
通信機能も充実している。2.5GBASE-T対応の有線LANに加えて、Wi-Fi 6E対応無線LANとBluetooth 5も標準で装備している。
背面端子。USB端子は1基のUSB Type-C(Thunderbolt 4対応)含めて8基搭載している。有線LANは2.5GBASE-T対応だ。グラフィックスカードの画面出力端子は、HDMIが1基、DisplayPortが3基あるCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.