Lenovoは9月5日、Windowsを搭載するポータブルゲーミングPCの新モデル「Lenovo Legion 2」を発表した。最新のAMD Ryzen Z2 Extremeプロセッサや有機ELパネルを採用し、バッテリー容量は前世代機から50%以上増やした。価格は999ユーロ(約17万円)からで、同月に欧州などで順次発売する。日本での展開は現時点で未発表だ。
CES 2025でプロトタイプを公開していたもので、着脱可能なコントローラーを本体に備えているのが特徴だ。ディスプレイにはシリーズ初の8.8型(1920×1200ピクセル)有機ELを採用した。リフレッシュレートは30〜144Hz(可変)で、HDR TrueBlack 1000認証も取得している。高コントラストで滑らかな映像表現を可能にするという。
プロセッサにはAMD Ryzen Z2 Extremeを採用し、AAAタイトルからインディーまで動作するとしている。メモリは最大32GB、ストレージは最大2TBのPCIe 4.0接続SSDを搭載できる。外部ストレージとしてmicroSDメモリーカードスロットも備える。バッテリー容量は74Whrで、前世代機から50%以上増加した。
デバイスには本体上下にそれぞれUSB4ポートを搭載し、電源ボタンには指紋センサーも内蔵している。着脱可能なコントローラー「Legion TrueStrike」も人間工学に基づき再設計した。ドリフト現象を抑制するホールエフェクトジョイスティックや、FPSゲームでのマウス操作を可能にする「FPSモード」は引き続き搭載する。新しいコントローラーは前世代機とも互換性がある。
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