充電/給電兼用のUSB Type-Cポートなど端子数の少ないPCでも、ドッキングステーションやUSBハブを使えば本体のバッテリー残量を気にせず作業を行える。 しかし、出先では荷物が増えてしまうし、出先で展開すると煩雑な印象を周囲へ与えてしまう。
そんな悩みを解決するのが、サンワサプライが直販で展開しているUSBハブ付きUSB Type-Cケーブル「400-HUBC34」シリーズだ。ハブ付きケーブルとはどういうものなのだろうか。400-HUBC34SBKを借用できたので、何ができるのか、どのようなメリットがあるかを試したい。本製品のサンワダイレクト価格は2280円だ。
400-HUBC34SBKは、USB Type-C端子を2基備えるUSB Type-Cケーブルで、USB PD(Power Delivery)の電源供給にも利用可能だ(最大92W)。ちょっと何を言っているのかよく分からないと思うので、製品を写真でチェックしよう。
文字通り、充電用ケーブルにハブの付いた製品なので、端末を充電しながらUSB機器を2台使うことができる。
なお、2基のうち片方はUSB 2.0規格(データ転送速度最大480Mbps)で、他方はUSB 3.2 Gen 1(データ転送速度最大5Gbps)だ。USB 2.0側にUSBフラッシュメモリやマウスなど、低速転送でも問題ないものを接続し、USB 3.2 Gen 1側に外付けSSDなどを差しておくという使い方ができそうだ。
400-HUBC34シリーズには、ケーブル長さが0.5m/1m/1.5mの3種類、カラーはブラックとシルバーがあり、シルバーは1m長タイプのみとなっている。
今回借り受けたのは0.5cm長のブラックモデルだ。コンセントのあるカウンター席などで作業するのにちょうど良い長さだろう。
本製品には「コネクタ保護パーツ」が付属する。これは、PCに400-HUBC34SBKを差した際、ハブ部分が机などから浮いてしまい、ふとした拍子にハブ部分を押し下げてPCと400-HUBC34SBKの端子を破損しないようにするためのアイテムだ。
突起がついているのは、机からPCの端子までの高さに合わせるためだ。高さがあれば突起側を下向きに、高さが低ければ突起の付いている方を上向きにしておこう。
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