面倒な組み合わせの手間なし! サンワのハブ付きUSB Type-Cケーブルを試す(2/2 ページ)

» 2025年09月11日 16時00分 公開
[渡辺まりかITmedia]
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給電能力とデータ転送速度は?

 今回、テストに利用したのは超小型PCの「GPD Pocket 3」だ。CPUはCore i3-1125G4 (4コア8スレッド)、メモリは16GBで、USB4と互換性のあるThunderbolt 4端子を備える。データ転送速度計測ツールは、おなじみ「CrystalDiskMark 9.0.1 x64」(ひよひよ氏作)、充電速度計測はYEREADW「USB Power Meter」だ。

 400-HUBC34SBKのUSB 3.2 Gen 1端子側に外付けSSDをつなげてデータ転送速度を測定したところ、読み出し速度毎秒1051.24MB、書き込み速度毎秒1023.92MBという結果になった。

ベンチマークテスト中 ベンチマークテストを行った
結果 十分な転送速度があった。

 給電状況も確認してみよう。出力65WのACアダプターに接続したところ、最大で40Wを記録していた。

 Android端末(Galaxy S23 Ultra)で試したところ、USBハブとしても充電ケーブルとしても機能していた。

給電状況 ハブに何もつなげていない状態で、40Wで給電していた
ハブ機能 外付けSSDとスティック型のSSDをつなげたところ、どちらも認識していた
充電 最大9.4Wで充電していた
コネクタ保護パーツ スマートフォンは薄いので、コネクタ保護パーツの突起のない方を下向きにしている

 USB PD対応のハブと電源ケーブルが別々のアイテムだと、「このハブは最大何Wに対応しているのか」「このケーブルは?」と組み合わせを考える手間が生じてしまう。

 しかし400-HUBC34シリーズは最大92Wのハブと充電ケーブルが合体しているので、組み合わせを考える必要がない。ガタつかないような細かい配慮がなされているところも良い。

 何より、ケーブルっぽい見た目なので、利用中もスマートだし持ち歩きが楽だし、出すのもしまうのも素早く行える。今後、USB Type-C端子を搭載するUSB機器が増えていけば、間違いなく「持ってて良かった!」と思えるアイテムになるだろう。

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